日々のこと(日記)

言いまつがい

2018年11月26日

 『電話くれ』

 今朝、友だちが電話をくれた。
 『昨日のメールの“電話くれ”って…』と。
 いやいや、昨日の朝に着信があったけど、電話に出られなかったので、『電話くれた?』とメールした…はずだった。

 なので、ボクとしては、何の電話だったのだろう?と思ってなんですが、相手は、何で電話したのかを忘れてて、僕からの『電話くれ』というメールを見て、命令調で『くれ』ってどうしたんだろう?と思ってのことだ。
 
 そして…昨日のメールを確認してということで、自分の送信したメール文面を読み直すと、確かに『メールくれ』でした。『た?』と書き忘れている。言いまつがいだね。

 写真は図書館で借りた『語彙力のないまま社会人になってしまった人へ』。
 ずっと前のことですが、話しを聞いていて知らない単語があったので、『その〇〇〇って宇宙語なんですか?』と訊いたことがありました。『〇〇〇って日本語でもあるんだよ』と、優しく教えてもらいました。語彙というか学というか、未熟なんだなと相手の方がわかった上で対応してくれたのでね(笑)。
 四文字熟語のように、読めないような言葉じゃなくても知らない言葉が多すぎる。語彙がボキャブラリーっが少ないと、実力以上に(この場合以下と表現したほうが正解なのか?)バカだと思われてしまう。
 ほら、丁寧に言おうと思って『やらせて頂きます』とか…なんか変だよね。正しいくなくても自然な日本語、言葉をチョイス、それも自然にね、できたらいいよね。この本は今年になって刊行されたんだね。この場合も『本』だから『刊行』って使うのは二重の表現になっちゃうのかな。『今年出た』というよりも『今年刊行された』と言うほうが頭はいいように見えるかも。でも、どうなんだろう。
 
 『言いまつがい』も、結構前だけど、糸井重里のコラムとかでよく出ていたよね。『言い間違え』を、つい『言いまつがい』って言ってしまう。
 冒頭の『くれ(頂戴という意味)』というのも、普段使わないなあ。なんていうかな。『下さい』『頂戴』かな。お父さんはお母さんに『水くれ』って言う時もあったかも。人との距離にもよるかな。距離がある場合は『頂けますか?』とかになるか。『くれ』は(夕)暮れ、とか名詞で『呉』なんかにしか使わないなあ。
 日本語には誹謗語が少ないんだって。何かをよこせ!という『くれ』は、指示語、命令語だけど、誹謗語ではないよね。でもあまり使わないな。

日記一覧https://harmonylife.ocnk.net/diary クリックしてください


ホーム | ショッピングカート 特定商取引法 連絡先 | ご利用案内
Powered by おちゃのこネット