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■ 目次 |
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『自然食は身体には良いけど、おいしくない』のはウソ
肉屋で育った子供は肉が大嫌い?
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今の20代の人達は味覚音痴!?
豆類や、キャベツや、なすびや、根菜類…、手間がかかる料理です。
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日本人の食文化『穀物と野菜を中心にした食事』
日本人は外国人の倍以上に腸が長い。
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肉や、アイスクリーム、チーズなどの乳製品は日本人には体質的に合わない。
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ハイエナの肉は、切ってから30分で酸化し、溶けてしまう!?
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『痴呆症』がない食生活
ろうそく的な生き方、懐中電灯のような生き方
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『松本英聖・医事論集 第一巻 食と生命 病なき世界の実現を目指して』 より抜粋
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「私、そんな便(黄色くて、水に浮いて、大きい!)をした事ない。 してみたい」あるひとりの女性の声(34才・OL)
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牛は人間の二十倍もの食料を必要とする。 地球が泣いてる…空が怯えてる…南極と北極の氷が溶ける
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腸詰を作る時に使えるのは、草食動物の腸だけです
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肉を中心に食べ続けた人達は、結果的に多額の医療費が掛かってしまいます。しかも、傷痕まで残して…
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品種改良トマト「桃太郎」の種子を、 プログラミングした水道水だけで、水耕栽培をしました。そして出来あがった実を食べてみると、品種改良される前のトマト…金太郎の味がしたそうです
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ちょっと理科のお勉強です(読まなくても、大丈夫です)
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鶏や牛の記憶が、私達の細胞の中に転移されている
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三、四歳の女の子に生理が始まった?
一頭の牛からどうして牛乳があれ程出来るのか?
さくらももこさん、おすすめの「アミ3部作」
結婚して子供が出来ない人達がとっても増えています
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糖分の摂り過ぎと気持ちの持ち方から、膵臓ガンになった父親
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お肉やお魚は、野菜料理の「つけあわせ」
大人になっても、なかなか野菜を食べようとしないのです
「乳製品を食べない日」を作る事がいかに大変か…
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食品添加物、農薬、抗生物質は今まで口にしていない。 お乳を飲むと、前の日に食べたバナナや、コーヒーや、アイスクリームの味…うなぎの味付けもわかります。
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私がとても信頼している医療家・若林明彦さんのお話
『病気の90%以上は、活性酸素の体内での異常発生が原因』
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アメリカの一般家庭では電子レンジの使用中には、
子供を近寄らせないのが常識です。
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肉牛一頭飼育するのに、人間20人分の食糧を飼料として必要。
平成10年と11年は政府による「浪費のすすめ」
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ネクロファゴ。スペイン語で『死骸を食べる人』という意味。
(スペイン語って、何故そんな意味の言葉があるのだろう?)
もし、読みたくない場合、このページを飛ばして次のページにお進みください。本当に…。内容的に、読まなくても、あまり影響ありませんから、ご安心下さい。
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「自分が動かなければ、風は吹かない」
『本当はこうだ』と思う事は、すぐ出来る事から実行…。
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食事を変えてみると、血がきれいなり、
60兆、70兆の細胞も活性化します。
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このF1(遺伝子組換え)コーンを食べると、発疹が出て来る!。
人が食べるものと、豚や牛たちが食べる物が何故違うのか?
自分が安心して食べられないものを、子供に与える親はいない
輸入果物は要注意。レモン、オレンジ、グレープフルーツ、バナナ…。
べトちゃん・ドクちゃんが、必死に教えてくれているのに…。
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一軒の家から、昔の十軒分の汚れを垂れ流している。
川も海も汚れない、手も肌も荒れない…方がいいですよね。
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東京や大阪などの都市部で実行出来る生活であれば、
郊外や山村でも実行出来る…はずです。
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この冊子は『誰もが簡単に出来る』をテーマにしております。
活性酸素を取り除き、老廃物を排泄する野菜がたくさんあります。
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これは営団地下鉄・丸の内線で見つけた日本経済新聞の
2000年9月6日(水曜日)朝刊です。
『もう遅い』という事はありません。
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「自分が解って、そしてそれを人に教える事が出来て、
その事を『あなたは理解した事』になるんだよ」(両親の言葉)
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まずはごはん。カレー、モロヘイヤうどん、味噌汁、
…お酒まで。あまり意味の無いページです。(著者)
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醤油、味噌、納豆などの大豆やお米を発酵させた食品と、
そして、お米がおいしい!
アスファルトの隙間から逞しく雑草が生えてくる…。
そんな風土に恵まれているのが日本です。これほど恵まれた環境にいながらも、自分達の首を絞めるような生活を私達は続けています。
気づいたら出来る事から変えて行きましょう。
調和のとれた生活、環境を取り戻して行きましょう。
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イントロダクション
1991年から(22才の頃)、代官山(東京・渋谷区)にありました『翔卯』というレストラン…「yoyo」という、物販とレストランをしている会社で働く事になりました。
そのレストランでは、一部のサイドメニュー(ワッフル)に有精卵を使っていた以外は一切、動物性の食品は使わないのでした。
要するにダシにも煮干や鰹節さえも使わない料理を提供していました。
しかし、一般的なイメージの『自然食は身体には良いけど、おいしくない』というイメージは覆されました。
それにはオーナーの愛洋子(あい ようこ)さんのスタンス・「野菜料理=おいしくない。というのは違う」という発想を持った方だったのです。
どうしたら美味しくなるか、という事を創意工夫されていたからかと思います。
レシピを意識して作るのではなく、独創的で、ひらめきそのもので料理をされていました。
だから私も、「何となく、こうした方がいいのかな…」という感覚で料理をするようになってしまいました。
おいしい野菜と本来の調味料を使えば、多少…分量をミスしても、結構大丈夫。正直、仕込みをする時も「このくらいかな…」という目分量でした。
ですから、料理本に細かい分量が記載されていますが、あまり意味が無いのでは…と思ってしまいます。
私が『肉が苦手』な事は、私の周囲の人達はよく知っていますが、それは、『健康の為に肉を食べない』という事ではないのです。
私は、『肉が体に悪いから食べないようにしている』のではなく、子供の頃から、好きじゃなかった…口にした時の『グジャ~』と広がる気持ち悪さがたまりませんでした。
困ったのは、学校給食のオカズに肉が多い事でした。
その他に魚、ナス、ピーマン、セロリなどが食べられませんでした。
ですからすし屋では、カッパ巻、カンピョウ、えび、納豆しか食べられませんでした。
なまものも食べられるようになりましたが、マグロなど赤身の“なま”は、今も苦手です。
交通事故で入院した時(小学4年生)は最悪で、食べられるモノが無い時は、ご飯にお醤油をかけて食べていました。
しかし医者に「お肉やお魚を食べないと、治らないよ」と言われて、何とか火を通した魚は食べられるようになりました。
10代の後半から21才の頃には、付き合いで食べていた時期もありましたが、おいしく感じませんでした。
そして「やっぱり無理して食べるのはやめよう」と思いまして22才頃からは再び、肉を食べなくなりました。
『私の食事は野菜と穀物中心』というのは、後からつけ加えた理由です。感覚として肉が食べられなかったという事実が先にありました。
これは子供の頃から分かっていた事なのですけど、肉とか食べると疲れてしまい、気持ち悪くなってしまうものなのです。
私の友人の女性も昔から肉がダメでした。彼女の実家はなんと、お肉屋さんだったというのです。
お互いに十代の後半に出会ったのですが、私は彼女に「どうしてお肉が嫌いなの?」と尋ねました。
「小さい時から、家(肉屋)で吊り下がった肉の塊を見ていて、気持ち悪いから食べられない」と言う…。
その彼女が「彼の為にカレー(洒落では無い)を作ったけど、私たべられないから、味見して」と言う…。
ふざけた…じゃない健気な女の子だったんだなァと思いました。でも僕も肉は好きじゃなかったのです…。
反対に、中学の同級生で肉屋の息子は肉が大好きでした。
肉屋で育つと、肉が大好きか、大嫌いか、極端な傾向があるのかも知れません。
ところが世の中のほとんどの人はまだ動物性たんぱく質、必須アミノ酸、…学校で勉強した知識が絶対正しく、食生活上で絶対必要なものとして捉えています。
最近は知識としてではなく、「身体にいいものが、おいしい」というふうに思う人も増え始めています。
特別に、私は<菜食主義>だと思ってはいません。
菜食主義というのは自分で「意識的にお肉を食べない」という、主義・主張の事かと、私は思います。
「ハーモニーライフ」(=自然な暮し)は、「本当はこうかな」と思う事を自然に感じ、そうした事を出来る範囲で実践してしまう…。
この冊子ではそうした事柄の中でも、『食』という事を中心に書かせて戴きたいと思っています。
そして、すべてを鵜呑みにする必要はありません。自分が「そうだなァ」と思う事を試して下さい。
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不自然な食生活
以前テレビで、プロ野球の監督が『最近の選手はお菓子ばかり食べて、ちゃんとした食事を摂らず、困ったものです。』とコメントしていた番組を見ました。
過酷なプロのスポーツ選手でさえも、きちんと食事がなされていないようです。
最近、味覚を感じなくなっている人が増えて来たり、骨が脆く、骨折しやすい身体の若い人達が増えてきているようです。
また同時に20~30年前に比べて、生殖機能も衰えてきています。男の人は精子が少なくなり、女の人は卵巣に異常があり、子供が出来にくいようです。
人体に直接影響が出てくるような食べ物が増えて来た事が、その原因の一つではないかと言われています。
その原因を調べてみますと、やはり過剰な栄養と化学物質を摂り過ぎているのではないかと思います。
化学調味料で味付けをした料理…中華料理、フランス料理のような高脂肪、高カロリーの食品が中心の料理を多く摂り続けている人達…。
一方ではレトルト食品、インスタント食品が市場をにぎわせています。私もたまには食べますが、あまりよくないかと思います。
若い人達で味覚を感じないという人達も、完全にこうした危機と隣り合わせにいるかと思います。
そうした現象は非常に危険で怖い事だと思います。
20代、30代の若いお母さん達は、インスタント食品や、「チン!」する食品などを多く利用しています。
ハンバーグなど口当りがよい食べ物を、その世代の親御さん達自身が好きですから、同じ様な食事を自分の子供達の食事として与え続けます。
やはり子供に食べさせる料理を、毎回キチンと作るのが大変なのです…。
野菜料理は手間が多く、調理時間が必要です。切ったり、ゆがいたり、下ごしらえに時間がかかり、煮込んだりするにも時間がかかります。
ですから多くの家庭で大抵、食卓に魚か肉がメインとなってしまいます。
肉や魚の方が、見栄えはしますし、おいしいというので、安易にお母さん達がそうにしてしまうのです。
野菜料理は日本人の伝統的な料理です。豆類や、キャベツや、なすびや、根菜類…、そうしたものは手間がかかる料理になります。
若いお母さん達は敬遠し、ほとんど作らなくなってきています。その結果様々な現象が引き起こされています。
今の子供の意志薄弱も、アトピー、老人の痴呆症、ガンの発生率の高さなどの原因の一つに、食べ物の西洋化が影響していると言われています。
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日本人のからだ
私は日本人の本来の食文化は『ベジタリアン=穀物と野菜を中心にした食事』だったと思います。
江戸時代までは、ほとんど肉を食べませんでした。日本人が公式に肉を食べ始めたのは明治四年だそうです。
明治天皇が牛丼か何かを食べ、新聞に載りましたのが日本で公人が肉を食べた最初の記事でした。
ヨーロッパなどに行って、他の国の人を目にしますと、日本人は男女とも、胴が長くて足が短い事にイヤでも気が付きます。
『美』の観点から言えばお世辞にもスタイルがいいとは言えません。
それは日本人の食文化の歴史に原因があります。
高校の教科書に載っていますけれど、日本人の腸の長さの平均は7.5mくらいです。
西ドイツの人達は2.5~3mだと言われています。
ヨーロッパの人は大体、4m以下らしいです。ところが日本人は6~7m、長い人は8m前後と、諸外国人の倍以上に腸が長いのです。
これは牛や馬などの草食動物と一緒です。
穀物と野菜を主食にしていますので、腸を長くし、長い時間をかけて、ゆっくり消化吸収する体質なのです。
食後の滞腸時間は、野菜は二時間、肉類は四時間と言われています。
お肉は、時間をかけて腸の中を流れ、よく吸収されますので、やわらかい便になります。ところが野菜は、腸を掃除しながら、早く通り過ぎて行きます。
その為に腸を長くして、滞腸時間を長くしなければ、消化吸収されにくいのです。
日本人の食生活は野菜中心で、世界の中でも、とても野菜を多く食べていた民族です。
日本では生野菜をあまり食べなかったのです。その理由は土壌にありました。
火山国・日本の土は、ミネラル分が少ない為、肥料として人間や家畜の糞尿を肥やしとして使っていました。
そのため回虫やぎょう虫などの寄生虫が多く、生ではなく、火を通したり、漬物にしたりして野菜を食べる事が一般的でした。
最近は私達の腸内で寄生虫が棲む事も出来ないようです。食生活や、環境の変化によって、腸内が酸化・腐敗し、毒素が多くあるからでしょうか…。
そして、今の私達の糞尿も毒素が多く、酸性なため、堆肥に出来ないそうです。
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今の食事を続けていると…
このように肉中心の人と野菜中心の人とは、あきらかに腸の長さが違うのです。 今までお医者さんはこの事を全く考慮していなかったのです。本当に医学者が気付き始めたのは、最近です。
腸の長いという事は、肝臓や腎臓や膵臓や腸など消化器管のしくみや、消化酵素の分泌などが全く違います。 私達日本人は、本来は肉を食べないように生きてきて、今のような腸を何千年もかけて作り、それに対応して来ました。
しかし、この20~30年間の短い時間で私たちは肉や高カロリーの食べ物を食べ始めました。
肉などの高栄養の食品は体に滞まる時間が長いのです。肉や、アイスクリーム、チーズなどの乳製品は、日本人にとって体質的に合いません。
本来ならば、サラサラと腸を流れる植物性の食べ物を摂らないといけないのに、ゆっくりと腸を流れる肉類や、乳製品を多く摂取しています。
なおかつ日本人の腸の性質上、最後の最後まで、吸収しようとします。腸の出口付近で溜まって(酸化から腐敗)毒性を発する物まで吸収してしまうのです。
この数年で、あきらかに大腸癌やポリープの発生率が諸外国と比べ増えてきています。
日本人独自の体質で、肉を多く食べたり、お酒やタバコ好きで、今のこの食習慣を続けていますと、殆どの人が肝臓に負担をかけます。大腸癌になりやすくなります。
今の高校生達も背は高いのですが、決して足は長くありません。中には足が長い人はいますけれど…。そんな彼らも含めて、日本人は腸が長いのです。
焼き肉や、ハンバーグ、ラーメンといった動物性タンパク質を多く食べ続けると当然腸の出口付近が汚れてしまい、S字結腸や肛門のガンになってしまうのです。
その他に肝臓など他の内臓も弱っている人は多いです。仕方なくお酒を飲んでいる人、自ら飲んでいる人様々でしょうけれど、気をつけてください。
今まで多くの医者は、日本人の身体と日本の食文化を考慮していませんでした。
ヨーロッパの知識をそのまま鵜呑みにして、受け入れいたので、色々の弊害が最近になって表れてきています。
最近は、動物性の物を摂り過ぎないように、と言い始めました。 しかし、はっきり肉を食べてはいけませんとは言っていません。この事は、『産業と環境』の章で詳しくお話し致します。
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きれいな血
草食性といわれる動物…それはウサギや羊、牛、馬といった動物です。彼らは草を主食にしています。
草食動物と肉食動物の中間に、草や木の芽などの植物や、魚や、小動物などを食べる雑食性の動物がいます。それは人間や、犬、熊などです。
ライオン、ひょう、虎などは肉食動物です。更に肉食動物の死骸でさえもを食べる、ハゲタカや、ハイエナといった動物もいます。
動物の血を食料とする、吸血動物というのもいます。
肉食動物の方が、命が短いのです。次に短いのが雑食性の動物。狸や犬たちです。草食の動物は長く生きます。
肉食性、雑食性の動物…、少量でも動物の肉を食べた動物の肉は、臭くてたまりません。狸や熊の肉は、水に漬け血を抜き、臭いを消さないと食べられません。
ライオン等の肉食動物の肉は寄生虫が多くて、人間には食べられません。
皆さんが食べている肉は草食動物のものです。牛・豚・鶏…全部草食の動物です。
熊や狸の肉は食べられますが、とても臭く、おなかをこわす人が多いです。
ハゲタカやハイエナの肉は、切ってから30分も経つと、酸化して溶けてしまうそうです。生きている時すでに、活性酸素が増え、酸化している細胞だからです。
虎や狼やライオンの獲物を獲る時の瞬発力は分がありますが、スタミナや持続力は、カモシカや馬などの草食動物の方がはるかに強く、草食動物に分があります。
もし象が肉食動物だとしたら、到底あの巨体を支えてはいられないでしょう…。草食動物の生命力の強さを感じさせてくれます。
マラソン選手は大会の一ヶ月前から、食事を変えます。なぜなら、普段の食生活のままでは筋肉が酸化してしまって、疲れやすいからです。
だから大会が近づくと、野菜食に切り替えるそうです。
今度機会がありましたら、『もう食べられない』と思うくらい、たくさん肉を食べてみてください。
その後一週間くらいは内臓が疲れ果て、倦怠感に悩まされます。肉は消化吸収にエネルギーを多く必要します。
肉を食べ、元気になった気はしますが、酸化した動物性脂肪をとっているわけです。
そうした活性酸素の多い食品=『肉』を消化吸収していく事になります…。
ですから、内臓がダメージを受けて疲れますから、トータルでは結構疲れの方が大きいと思います。
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『老化』と食べ物
私達の親の若い頃と違い、今この世代は食べ物も生き方も、危機的状態にあると思います。以前、NHKで放送されていたのですが、今、『痴呆症』という言葉が日本では盛んに使われています。
しかし、中国の奥地、…豆のたくさん出来る産地などでは、そもそも『痴呆』という言葉自体がないそうです。
TVスタッフ達が痴呆症の老人を探しても見当たりません。中国政府が隠蔽しているのでは…と詮索し、探し回るけど無駄骨です。
その『痴呆症』という言葉を表現するような似たような言葉も、そもそも無いそうです。
その地域は非常に貧しい山岳地帯ですから、皆さんよく歩きますし、豆類をたくさん食べますので、『痴呆老人』という人がいないそうです。
みんな八十歳過ぎまで元気に生きているそうです。
私の母方の祖父と祖母は、一昨年(1999年)の一月に数日違いで亡くなりました。87才と85才でした。
私が子供の頃、二人とも、とてもパワフルなおじいさん、おばあさんでした。
畑の作業にしても持続力がありました。
祖父は、趣味の延長で植木屋をしたり、近くの子供達に習字教室を主宰したりしていました。
祖母はゲートボールの大会で県内をあちらこちらへと『遠征』に行っていました。
『ミュータント・メッセージ』(角川文庫)という本があります。オーストラリア大陸の先住民であるアボリジニの暮らしを体験した女性の記録です。
本の中に書いてあるのですが、『アボリジニはロウソクを灯して生きるようなもの…』。ロウソクというのは消えるまで同じ光量で燃え尽きます。
齢を重ね、その人の“ロウソク”が短くなっても、同じ量の光量が、エネルギーが出るのです。
ところが『私達現代人は、懐中電灯みたいな人生…』つまり最初は明るいのですが、電池の量が減るに従い、だんだん光を失っていきます。
若い時は明るくて元気がいい、…それはカロリーの高い食べ物がたくさんあるからです。
しかし、齢を重ねると急速に、まるで電池がなくなるようにエネルギーが無くなります。
後進国やローカルな地域では、老人が若い人と同じエネルギーレベルで生きています。まさに『生涯現役』を絵に描いたような社会が存在しています。
こうした社会では介護の必要も無いのです。今まで一生懸命だった人や、弱者を守り、保護する事は大切です。
それと同時に一生涯元気でいられる生活と社会を作らないと、日本の将来は病人だらけの社会になってしまうのでは…と思います。
今の日本の現状は無視出来ませんが、こうした事にもそろそろ私達は気づく時なのかも知れません。
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「ガンはなぜ倍増するのか」
松本英聖・医事論集 第一巻「食と生命』病なき世界の実現を目指して/技術出版(1994年6月) より抜粋(172~173P)
西暦2000年、日本の年間ガン患者数は現在(1980年)の22万人から約二倍の42万人に達するというショッキングな予測が発表された。
この予測は、『わが国におけるガン患者の将来動向―二千年までの予測』(放射線医学研究所・飯沼武第二研究室長)と題して学会報告された。
この報告によると、西暦二千年までの間にガン 患順位は現在トップである胃がんが次第に下降線を辿り、代わって乳がん、肺がん、大腸ガンがワースト3として急増する。
では、なぜ胃がんが減り、大腸ガンなどが増えてくるのであろうか。この理由について、報告者の飯沼室長は、「日本人の食生活が欧米化したため」としている。
確かにその通りであり、これは全米科学アカデミー『NRCレポート』の結論でもある。
だが、ここで見逃してならない事は、“胃がんは減った。だが、大腸ガンその他は増える”というシーソー現象を繰り返しながらガンの絶対数は増えつづける、という問題である。
要するに局所の胃癌を早期発見・早期治療(切除)しても、ガンの本質(血の汚れ=全身病)を解決しない限り、問題は深刻化するだけという話。
アメリカの『M委レポート』が強く指摘しているのはこの点である。
その対策として両レポートは“脂肪を減らし、緑黄食野菜を多く摂れ”と勧告したわけだ。
しかし、それだけで全てのガン、例えば子どもの白血病は肝臓ガンなどが解決できるわけではない。
結局、森下博士が指摘しているように肉食(タンパク質)の問題―腸の腐敗による゛食毒と薬毒“の増加を防ぐ以外道はない。
にもかかわらず、今の誤った医学はこの点に気づかず、今なお、抗がん剤、メス、放射線などの攻撃的治療に終始し、ますますエスカレートしていく。
だが、それも限界にきた。今日本のガン対策の総本山であるガン学会は大きな混迷に陥り、その権威は足元か揺らぎ出したのである。
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ウンチの話(きたないけれど大切なこと)
野菜食中心の生活を続けますと、以前の食生活をしていた頃とは違う現象があります。
まず血流が、とっても良くなります。それからウンチが毎日出るようになります。笑い事ではありません。
そのウンチはたっぷりと野菜の繊維質が腸を掃除しながら流れていきます。そのウンチも大きく、黄色くて、きれい(!?)なのです。
あまり『ウンチがきれい』という感覚はないかと思いますが、どうか、ご自分の便を見てください。黒っぽい場合、動物性の多い食事です。
その黒っぽいウンチは、柔らかく、水に沈みます。一回でスッキリと出てしまわないのです。
もしくは反対に、何日間も便秘になっています。こちらも大変です。女性は便秘の人が多いかと思います。
特に女性でアイスクリームなどの乳製品が大好きな人は、下手したら一週間以上お通じがない状態の方も多いです。
私の知り合いで、一ヶ月半全く出なかった(しかし、毎日食べていた)ツワモノ(!)の女性もいました。
動物性の食事が多かった日の翌日、トイレに行って流す前に自分の出したウンチを見て確かめてください。
ちゃんとしたウンチを今までに一度もした事がない場合、実感が伴わない人もいるのかも知れません。
とりあえず、10~20日間位、野菜ばかり摂ってみてください。便はきっと黄色になります。
本当にうれしくなるような、きれいな黄色い色になってきます。そして大きい。量が多い。水にも浮きます。
力まずにスッと力を入れただけでサッと一度に出てしまいます。
水洗便所で流しにくいくらい(笑)大きいのが出てしまいます。
先程の一ヶ月半便秘だった女性に、この話をしたら、「私、そんな便(黄色くて、水に浮いて、大きい!)をしたことないから、してみたい」と言われました。
彼女は『お肉を食べないようしよう』と思ったようです。一週間程、食事を変えたら、色々と体調が変わった、と彼女は言っていました。
お肌も調子が良い。何よりも、我慢しているのではなくて、『肉を食べたくなくなった』と言っていました。
一ヶ月半の便秘は、以前にパパイヤのジュースで解消されたのですが、さらに野菜中心の食事を変えてからは、毎日お通じがあるそうです。
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便利さと地球環境
「僕らも50~60年代のアメリカンホームドラマを見て、あの生活に憧れてた」とアメリカ人の友人は言う…。
大きなリビング。ガレージにはオープンカー、広い庭があって、お父さんはホワイトカラ-で…という世界。
アメリカも多くの人達の生活はそうではなかった…。
日本はバブルの時に世界中の土地を買いまくった…。
バブルに突入して世間は浮かれていたけれど、『心の一番奥でからまわりし続ける』。私だけじゃないはず…。
地球上の生物の種が一つ滅亡するたびに、人類は絶滅に近づいています。
『自然と共存』ではなく、人間だけが繁栄しています。
日本ではあまり関心がないのですが、地球上のあるゆる地域でオゾン層が破壊されて、薄くなってきています。その結果、有害紫外線が私達に降り注がれます。気温が上昇し、南極の氷も北極海の氷も溶け始めています。
南極・北極、ヒマラヤなどの永久氷土と言われる地域では、氷が太陽光線を反射して熱を逃がしていたのです。その熱がそのまま地球の大気が吸収する事になります。その結果、南極や、北極海の海水は暖かくなり、更に氷が溶けやすくなってしまうのです。
裸の地表面積が増えるほど、さらに熱を吸収し、温室効果が増幅し、地球は温暖化していきます。
そして、この繰り返しと、CO2の増加とその相乗効果により、地球の温暖化が加速しています。
原因の一つに『食の変化』もあるかと思います。
今、中国で20~30年前の日本と同じように奥地に暮らしていた人々が香港や上海等に出稼ぎに来ています。
そして大勢の人が贅沢な食事を始めました。そうした人が増えれば増えるほど、森林が消えていきます…。
今まではそれほど牛肉を食べなかった人が食べ始めているのです。
そうすると更に、牛肉を提供しよう、もっと儲けようとする産業が増えてくるという構図になっています。
ご存知かと思いますが、羊や、馬や、牛をたくさん飼育するためには、大きな草原が必要です。 牛は体重の10倍から20倍の食料を必要とすると言われています。
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活き活きした細胞
みなさんの身の周りで亡くなられてから、四日間もその人の仏様を置きますか?
置かないですよね、最近は腐るのが早いので、二日ぐらいで火葬するかと思います。
人の体が肉食動物並に、すでに生きている時から酸化していますので、すぐに腐るのです。
菜食で過ごした人々は死後二十日間程度、腐敗しないそうです。草食の牛や鹿の肉と同じように、健全なきれいで酸化しにくい細胞なのです。
仏陀はその教えの中で『人間は死んでも四日間は魂が迷うから、四日間は焼いてはいけない』、『四日間過ぎてから焼きなさい』と言っています。
昔はお葬式を、色々理由をつけて四日間延ばして行い、死後、四日目か五日目頃に火葬していたのです。
ライオンや虎のように肉食性動物は短命です。細胞が酸化気味ですから、病気にもかかりやすくなっています。 だから、草食、野菜中心の食事が一番健康なのです。細胞が酸化しやすい食品は、出来るだけ気をつける事が大切です。
淡水魚で、唯一内臓まで食べられる魚は鮎だけです。
鮎はウルカと言う、身と内臓を塩付けしたものを食べられます。
鮎は川底の藻や、コケを食べて生きています。だから、腸が強くてやわらかく、香りもいいのです。
腸詰はたくさん店で販売されていますし、子供達も人気で大好きです。(添加物、過酸化脂質が多いのです…)ハムやウィンナーは、お弁当のおかずとしても、手間が少ないのでよく利用されています。
腸詰を作る時に使えるのは、草食動物の腸なのです。
肉食動物や、雑食動物の腸では、ブツブツと途中で切れてしまい、ミンチを押し込むと破れてしまいます。
肉食・雑食動物の腸は、弾力性がありません。日本人の食生活が変ってから、ポリープや、潰瘍になりやすくなりました。
血管は過酸化脂質で汚れて、柔軟性がなくなり、ボロボロの状態です。
世界中の優れた医者が治せない難病にクローン病というのあります。
この病気は、少しずつ腸が腐って行く病気です。
その痛みと苦しさは想像を絶するようですが、悪化すると、その都度、切除手術するそうです。
しかし現代医学では、手の施しようがないそうです。
肉食獣の腸の事を考えていましたら、このクローン病の事を思い出してしまいました。
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身体と財布にやさしい
菜食中心の人の便はきれい(笑)で毎日出ます。本当に楽です。おなかはいつも、すっきりしています。
まるで、ヤギやウサギのウンコの様にポロッと出て、あまり臭くありません。
昔の人は大便の時、縄でお尻を拭いていたようです。
子供の頃、私はおばあちゃんと土手に行った時の話です。おばあちゃんは「ウンチする…」と言い、草むらでした後、ティッシュを持ってなかったのです。
私は子供ながらに「おばあちゃん、汚ねェ」と思いました。(笑)
しかし、おばあちゃんは「草で拭いたから、大丈夫」と、平然としていました。
どうしてそんな事が出来るのかと、不思議に思っていましたが、やっぱり出来るのです。
やぎのウンコのように、ポロポロ、ポロポロと出てしまうから、ふんぎれがいいと言いますが、まさにその状態です。だからトイレの時間も早いのです。紙の量も少なくてすみます。
このように色々な意味で菜食に切り換えるだけで病気は少なくなって来るし、地球環境にも貢献出来ます。
(話しのネタに使っちゃいました。いいよね、おばあちゃん)
食費にしても、同じ金額で買える野菜とお肉というのは、購入出来る量からして違ってきます。 だから、食事の内容を変えますと、生活全般に渡って生活の質も違ってきます。
病気にかかりにくいので、医療費が少なくなるのです。
病気になり、最後には、お腹を切られてしまいます。
多額の医療費が掛かってしまいます。しかも、傷痕まで残ってしまいます。
その為に「心配だから…」「万一に備えて…」と多額の保険料を払い続けている人もいます。
入院・手術となると、さらに仕事も休まなければなりません。
おそらく皆さんは、『肉そのもの』が好きなのではなく、ソースやタレの味が好きなのではないでしょうか?
醤油とみりんをベースに、生姜、にんにく、胡麻を使ったタレの味を、おいしく感じていませんか? きっと、『湯がいただけの豚肉』が好き!という人はあまりいないかと思います。
「おいしいもの」つまり素材が本来持っている味そのものを大事にした食べ物は、血の流れを良くし、病気も治し、心も軽くしてくれます。
だから身体と、心とお財布にも優しいのです。
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本来の野菜と今の野菜
日本人の食事の変化や、環境の悪化、仕事や人間関係からのストレスによって、身体の細胞が酸化しやすくなりました。
『食の欧米化』される以前は、野菜などから摂れるビタミンや、ミネラルにより、酸化した細胞が元気を取り戻し、リフレッシュされていました。
しかし、今の量産体制にある野菜の栄養成分は、昔とずいぶん変わってしまっています。
野菜に化学肥料を与えると、尿素などの成分が最初に吸収されますので、本当に必要な亜鉛とかの微量の成分を吸収する力が野菜に無くなっているらしいのです。
ホウレン草、小松菜等の葉物は、亜鉛とか鉄分等のミネラル分を、あまり保有していないと言います。
大量生産するために作られた野菜というのは、昔の野菜に比べて大切な栄養分が少なくなっています。
それに加えて、私達現代人の胃液は消化能力が以前より劣っています。ですから、どうしても食品から、本来必要な栄養素のビタミン・ミネラルなどの吸収率が低くなっています。
本来はこうしたビタミン・ミネラル分が体内に発生した活性酸素を除去し、酸化した細胞を元気にしていたのです。
成分試験により『ビタミンCを130mg含有』と言う結果が出ていても、実際に私達が食べた時、こうした野菜に含まれているの栄養素…ビタミンや、ミネラルが非常に吸収しにくくなっているようです。
このようなお話しを聞きました。
今市場に流通しているトマトは、「桃太郎」という品種です。私の親の世代は『今のトマトは甘くなった』、と言います。 実は、トマトは品種改良されていたのです。以前は「金太郎」という品種のトマトだったそうです。
ある研究をしている科学者の実験によりますと、この「桃太郎」の種子を、プログラミングした水道水で、水耕栽培(土や肥料も使わず)をしました。
そして出来あがった実を食べてみると、品種改良される前のトマト・「金太郎」の味がしたそうです。
もし、お問合せ頂ければ、北海道や、秋田、飛騨高山で無農薬有機栽培のお米や、野菜を作られている方を御紹介できます。遠慮無くお問合せ下さい。
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プラナリアの実験
山本文緒さんの第124回直木賞受賞作の『プラナナリア』という小説がありますが、プラナリアとは、50個くらいの原子細胞核で出来た、単細胞のアメーバ―の原生動物です。
ですから、1匹のプラナリアを50個の細切れに切ると、50匹のプラナリアになってしまいます。一つ一つの切れ端が、そのまま一匹の個体になってしまいます。
生命力があるけれど、とても単純な原生動物なのです。
この「プラナリアの実験」というのは、生物を専攻している人の教科書には必ず載っている話です。
① 1匹から作った50匹のプラナリアをニつに分けて、 それぞれを二つのシャーレに入れます。
② それぞれのシャーレに、餌であるヨーグルトを与えます。すると、シャーレの中で、25匹のプラナリアは何回目かには、両方のグループとも、餌に寄って来ます。
この現象を生物学で「学習した」と言われています。脳細胞も何もない原生動物の単細胞が、学習出来るのです。餌を与え始めると、寄って来るようになります。
この事を踏まえて実験を次の段階に進めます。
一方のプラナリアのグループには餌を与える時に、ライトを灯すようにしたのです。
すると餌をやらなくても、ライトをつけただけで、一方の(仮にA)グループのプラナリアは寄って来るようになります。これも学習した成果であるのです。
さらに、興味深い実験をします。
Aグループの『学習したプラナリア』を、学習していないBグループのプラナリアに食べさせます。
③ 学習済のAグループのプラナリアをヨーグルトに混ぜます。
④ ③を学習していないBグループのプラナリアに食べさせます。
すると、ライトを灯す事による学習をしていない、Bグループのプラナリアが、ライトをつけると、寄って来るようになりました。
学術用語で、これを「学習の転移」と言います。生物の記憶が転移したのです。これは生物学的に認められている事なのです。
似たような事例で、『100匹目の猿』という現象もありますが、猿よりプラナリアの方が遥かに単純な生物なので、こうした実験を疑いようがないように思えます。
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食べ物の記憶
野菜は太陽と水がないと育ちません。でも魚(養殖)、牛や鶏は、野菜の育ち具合にも左右されてしまいます。 いつもマイナスの人生の肉を食べていて、精神的にも肉体的にも、そのマイナスの影響を受けています。そんな子供達はどんな大人になるでしょうか…。
プラナリアの実験で明らかになったように、ブロイラーの肉や牛肉を食べると、その鶏や、牛の記憶を私達はそのまま受け継ぐ事になります。
つまり、鶏や牛の記憶が、私達の細胞の一つ一つの中に転移されているのではないでしょうか。
だから、肉を食べるのでしたら、健康で楽しく、いい経験をした牛肉などを食べる方が良いのです。
ところが、悲惨な殺され方をしたり、汚い牛小屋に飼われて、狭く、暗くて、汚いゲージで育てられた牛肉や鶏肉を食べた人達は、そうした動物の経験・記憶を今度は自分が受け継いでしまうのです。
牛肉や、鶏肉を食べる時には、皆さんはこうした事をキチンと確認した方が良いかと思います。
プラナリアの実験で、『記憶が取り込まれる』という可能性が、すでに立証済みの事実ですから…。
この事はとても大切ではないでしょうか。
今、実際に養鶏をしている人には申し上げにくいのですけれども、今の養鶏場の大部分は楽しい環境で鶏を育てられてはいません。
ブロイラーの鶏は、狭い、暗いという苦しい環境下で育てられて、最後は首を、ピンピン切られています。
鶏卵も、24時間電灯が灯されている鶏舎内で、卵を強制的に産まさせられる事もあると聞いています。きっと鶏にとって、ストレスが多く苦しい状況だと思います。
こうした環境の中で『人間のために、大きくて健康な卵を産もう』と思って鶏は卵を産んでいませんから…。
合成飼料(勿論多くは輸入の遺伝子組換え…)で、狭い囲い、最低限のスペースの中でしか、生かされていないのです。
産卵する鶏達はストレスにより、活性酸素が増えた状態で産まれる卵、…決して、身体にいいとは思えません。
「科学的な常識」で捉えて、プラナリアの実験を踏まえれば、人間の都合による『生産性優先』の牛舎や鶏舎で育てられたものがいいとは、決して言えません。
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家畜飼料添加物の子供達への影響
以前に、『三歳か四歳の女の子に生理が始まった』という新聞記事を見ました。
現代の大部分の養鶏場で産み出される卵というのは、女性ホルモンをたくさん鶏に与え続けないと、採算コストに見合うだけの量を産み続けないのです。
女性ホルモン入りの卵を食べ続けていたから、まだ小さい女の子に初潮が始まったのかと思います。
日本の大きな牧場などでは、死んだ牛などをボンボン捨ててある事もあります。
それを実際に見るとニ度と牛肉を食べたくなくなります。ですから、そういった肉は当然安いのです。
『ちびまるこちゃん』で人気のマンガ家・さくらももこさんが絶賛している、子供から大人まで楽しめる本で 『アミ小さな宇宙人』、『もどってきたアミ』、『アミ3度目の約束』の中でも、『食』について触れています。
個人的には、小学校の教科書にしてもいい本だな、と思っています。発売元は徳間書店です。 大きな書店では、2001年1月現在では平積みになっています。本当に楽しい本です。
後の章でこの作品中の『肉食』の表現をご紹介します。
話を戻しますと、健康的で、おおらかで、良い環境で育てられた牛や豚や鶏なら、食べてもいいかも知れません。(私は苦手なのですが…)
しかし、そういうお肉は、一般の市場には出まわりません。現実的にそれと巡り会う事は、ほとんどないかと思います。
そして、よく考えると不思議です。
一頭の牛からどうして牛乳があれ程出るのか?。そもそも妊娠していないとお乳は出ないのです。 だから牛が一歳になると妊娠させて、乳を出るようにして行きます。
乳が一定の量が出始めた後は、女性ホルモンを投与し続けない限り、あんなにたくさんお乳は出ないのです。 卵も毎日産み続けているという事は、女性ホルモンを与え続けないと卵も産卵されないのです。
メーカーなどが、どのようにオブラートで包んで言葉を並べたとしても、卵を産ませ続けたり、大量に乳を出させ続けたりする事は、自然のしくみには適ってはいないかと思います無理な話なのです。
牛に与え続けている飼料の中の女性ホルモンや、抗生物質が、そのまま人間の体に入ってしまいますから、男性はどんどん女性化してきます。
そういう安い牛乳、大量生産されている牛乳をたくさん飲むという事は、女性ホルモンをたくさん体内に取り込んでいるという事です。
毎日何を食べているか。一つ一つが私達の将来の生き様を決めてしまうものなのです。
そして、ゴミの減少、食事を変える、暖房・冷房を最小限にする、有害電磁波を調整するなどの事は、とても大切な事かと思います。
人類の子供を産む機能、子孫を残す機能、男性で言えば精殖関係、女性で言えば子宮関係に直接影響が出てくるようです。
若い人達の中で、結婚して子供が出来ない人達がとても多いのです。それは、食べ物の影響も大きな原因の一つかと思います。
「肉を食べないとタンパク質・カルシウムも不足する」と思われていますが、しかし現実はそうではありません。
豆類には植物性のタンパク質が多く含まれています。
それから、日本は海に囲まれています。たくさんの海産物があり、わかめや、昆布などの海草からカルシウムや、ミネラルを補えます。
こうした食品には活性酸素を抑制する働きもるようです。
しかし、現代人の消化吸収能力の落ちた身体では、こうした食材を食べても100%は補いきれません…。
何故ならばそれ以上に、酸化した脂肪分や、農薬や抗生物質、化学薬品などが、現代の食事には多く含まれているからです。
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食生活の変化が父親の死因のひとつ
とても身体が丈夫で、病院関係は歯医者以外行った事がない父親でした。
風邪をひいても半日寝ていると治っている…。
そんな父は嗜好品としてタバコはずっと吸い続け、お酒もビール一本を毎日飲んでいました。しかし健康な人だったのです。
ある時父親は周りの人の影響で、今まであまり飲まなかった缶コーヒーなどの糖分を多く摂取するようになりました。
ちなみに我家の冷蔵庫には「ジュース類」は無い家庭でした。夏は麦茶、普通に水道水を飲んでいました。 子供心にジュースを飲みたい時もありしたが、結局ジュースは甘いので、後でお水が飲みたくなります。最初からお水で良かったのです。今も水道水で私はOKです。
そんな父親が気を病むような出来事(ろくでもない息子を持つと、苦労する)重ねて、食生活の変化との相乗効果により序々に蝕まれました。本人が気付かない内に…。
糖尿病になり、その後胃腸科に通い始めてしばらくして、十二指腸潰瘍で手術をしました。気づいた時には、すでにガンが全身に転移していたようです。
もう治らない事を本人は知らず、退院して来ました。本人も「ステーキを食べたい」とか言っていました。母親も、『数ヶ月の命』とあきらめていました。
私はその当時本を読み漁り、ガンやエイズの原因が活性酸素による事が多いのを知り、考える節がありました。
しかし、父親は「肉を食べると、元気になる」と、思い込んでいます。しかし、体調は悪くなるばかりでした。
当時は、一般的に『病気の原因が活性酸素、及び過酸化脂質によるもの』という事はあまり知られてはいませんでした。
抗がん剤、放射線治療…これは『毒を毒で制す』ごとく、活性酸素をさらに発生させてしまうようでした。
「このままだと、手術の施しようも無く、後三ヶ月くらいの命なんだ」とは言えません。
誠実でたくさんの人から信頼があった父親は、意固地になり、病気になってしまいました。
…これは1988年の出来事でした。もし、今でしたら、活性酸素を取り除く「SOD」と「パパイヤのジュース」を無理矢理にでも、食べさせていたかと思います。
もっと早く私が気づいていたら、もしくは誰かに教えてもらっていたら、結果は変っていたかも知れません。
結局、父親は46才の若さで膵臓ガンから、全身に転移したガンにより、死んでしまいました。病気になってからではなく、日頃から、食事や、ストレス、生活環境などに気をつける事が大切かと思います。
ですから生活全般において、「ハーモニーライフ」(=自然な暮し)を心がけて生きて行けば、きっと病気にならず、元気で楽しい人生を送って行けるのかと思います。
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バランスよりトータルでの調和
「バランスのとれた良い食事をしなさい」と、お医者さんや栄養士の人は判で押したように、無難な言葉を言います。
しかし、バランスの良い食事という事より、『トータルで自然な感じ』と言いますか、調和のとれた食事の方が良いかと思います。
どうしても、最近は特に、『酸化した動物性の脂肪分』がおいしく感じられてしまう様です。
私自身も時々、アイスクリームやピザが食べたくなります。(私が全く食べない。と勘違いされても困るし…)
ジャガイモや、にんじんを使ったの野菜料理と、ご飯と肉料理の内、皆さんが最初に箸をつけて食べるものは、肉料理ではないかと思います。
そしてお腹いっぱいになった時、テーブルの上に残るのは野菜料理が多くありませんか?。
野菜を、肉や魚の料理のつけあわせとしてや、サラダ、煮物として出すかもしれませんが、個人々々の摂取量は決して多くないかと思います。
お肉やお魚は、野菜料理の「つけあわせ」として、ご飯や野菜料理と食べるつもりの方がいいのでは、と私は思っています。
お腹が一杯になっては子供達、…大人でも、野菜には箸をつけません。
肉で育った人は、大人になってからも、なかなか野菜を食べようとしないのです。
『野菜料理は難しい』と言われますけど、決して難しくありません。
豆腐や、大豆とかの豆類があり、イモ類があります。料理法しだいで本当においしい食事に変ります。
海草類などを食べていたら、鉄分もカルシウムも充分摂れて、美容にもいいし、筋力もつきます。
甘いものは骨を溶かしますから、ジュース類は出来るだけ控えて、お茶やお水。残留塩素が気になるようでしたら、一旦沸かして冷ましておけば、おいしく戴けます。
乳製品は「食べるな」とは言いませんが、食べるならば量を少なくした方がいいかと思います。 乳製品はわざわざ「飲もう」としなくても、知らない間に食べてしまっているくらいですから…パンやお菓子、加工食品、「乳製品を食べない日」を作る事がいかに大変か、実際にトライされるとわかります。
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戦後五十年で壊された生態系
人類が誕生し、長い歴史をかけて自然のリズムに適応し、生活をしていましたが、わずかこの50年で、私達は空腹の心配をしなくてすむ時代に突入したのです。
かつて人類の歴史の中には、なかった事なのです。
私達日本人が一日に三度規則正しく食事をするようになったのは、ここ50年くらいです。
明治の初期の頃までは、日本人は食事をこれほど摂ってなかったのです。
ところが今の時代は、かつてないほどの高カロリーの食事と化学物質を摂り過ぎています。
人の身体は、粗食で良いように作られていますから、これは様々な弊害を私達の身体にもたらしてきます。
人間が作った人工的な合成物を口にするようになったのは、人類にとって初めての経験です。そうした新しい毒薬を除去する体内の「フィルター」が私達の身体にはありません。
例えば、女性は赤ちゃんを母乳で育てます。つまり、母親の体内で作られたお乳を子供に与えています。
ところが、仮に母親がお腹こわしたり、腐ったものを食べたとしても、細菌は母乳を通して子供には伝わらりません。 母乳には「フィルター」があり、身体に害を及ぼす物に対するフィルターで子供には伝わらないようになっているのです。
ところが、タバコや睡眠薬などの色々な薬、あるいは食品添加物、農薬、ホルモン剤、抗生物質などは、過去に私達の先祖は口にした事がないのです。
これらは活性酸素を発生させるだけではなく、こうした成分に対する「フィルター」を、私達は持っていませんので、母乳を介在して子供に伝わってしまうのです。
ある産婆さんは、母乳が出なくて悩んでいるお母さん達の乳房を揉んであげているそうです。 そして、『母乳がどんな味か』を教えるために、毎日出る母乳をお母さん達に自分で飲ませるそうです。
自分のお乳を飲んでみると、前の日のコーヒーや、アイスクリームの味…そして、うなぎの味付け等がわかるそうです。母乳の味にそのまま出てきているそうです。
甘いもの(精製した砂糖など)は、そのまま母乳の味の中に出て来るそうです。
その産婆さんには、お母さん達が一週間、あるいは昨日何を食べたかが、すぐわかるそうです。
ですから化学物質などは、そのまま子供達に届きますから、子供達に異変が現れ始めています。
忍耐力や、創造する力、人を思いやる心…。子供達自身が備えているはずの力を失って来ました。 今さら仕方のない事ですけど、この便利さや、こうした環境は、過去にはもう戻れません…。
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4万人の臨床経験から考察する予防医学
私がとても信頼している医療家で、若林明彦さんという方がいます。
現在、予防医学研究所(東京・台東区)を拠点に精力的に活躍されている東洋医学の治療家です。
若林さんは20代前半に大病を患い、医療の師となる「赤ひげ堂」の竹内院長の門を叩きました。自分の病気、そして治療を受けた気づきを通して、自らも医療を志すようになりました。
その後、10年間、副院長として治療に従事し、40000人を超える患者さんの治療に携わり、数々の末期ガンや難病の治療実績を持っています。
私が知り合ったのは、八年前、93年でしたが、その当時から真剣そのものでした。しかし、柔軟な思考で、人の意見も素直に取り入れられる人でした。
特に精神医療の分野において、独自の治療法を開発され、意欲的に取り組んでいます。日本のみならず、世界各地でセミナーや講演会などが、開催されています。
そんな若林さんは、このように“活性酸素”について、言われています。(『』内は若林氏の考察)
『病気の発生要因の90%以上は、活性酸素が体内での異常発生が原因と言われています。 しかし、それに対して今の医学は有効な対応策が、未だにないかのように思えます。』
『ウサギの耳を傷つけ、石油で出来たコールタールを塗っていくとガンになる。こうした動物実験があります。 そうした事はすでにわかっていても、私達の食品や、日用生活に多く、石油から合成された化学物質が使われています。』
要するに、原因がわかっていても、改善されないのです。…続けて、このようにお話しされていました。
『そして私達の生活は豊かになった反面、様々な化学物質に身体を蝕まれています。
石油をベースにした合成洗剤や農薬、食品添加物、抗生物質を日々、体に取り入れています。環境としては、自動車の排気ガス、紫外線、電化製品の有害電磁波などを毎日の生活で避けられません。』
『こうした結果、体内で活性酸素が異常発生し、花粉症、ぜん息、アトピーと言った、アレルギーや、ガンを始めとして、様々な病気を引き起こしています。』
『医学がこれほどまでに発達したのですが、90年代の10年間に生活習慣病と言われる、ガン、脳溢血・脳梗塞、心臓病により亡くなった人が2000万人以上います。』…と若林さんから聴いています。
若林さんは、2000年より、医療アシスト(個人の電話などでの毎週1回のカウンセリング)をされています。
もし興味のある方は、お問い合わせ下さい。
予防医学研究所 03-3831-0230
FAX03-3831-2153
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危険がいっぱい
以前に仕事で、アリゾナ州(スターウォーズの撮影に使われる砂漠の辺りです)のツーソンという町に行きました。
その最中、何故か左の足の付け根が痛くなってしまいました。歩くとかなり痛いのです。
はじめてこんな事になってしまったので、変な病気になってしまったのか(笑)、と考えてしまいました。
日本に戻り、カイロの先生に診てもらうと、『乳製品の摂り過ぎ』だったようです。
右の肩の付根を3分程指圧(かなり強く)していると、足の付根の痛みは、まったく無くなってしまいました。
自分では乳製品を多く取ったつもりはなかったのですが、知らない間に摂り過ぎていました。
その半年後、コロラド州のデンバーという、私の好きな町に行きました。前回の事もあって、食事には気をつけたいと思っていました。
同業者の知り合いが、近くのホテルにいましたので、今回の行動を供にしていました。彼女はアメリカの地理にも詳しく、ベジタリアンなので彼女の行くレストランならば、私も安心なのでした。
アメリカの人は食や健康に気を使う人と、使わない人が極端に分れています。
ビタミン剤などのサプリメントもたくさん、出回っています…。しかし、アメリカでは『ビタミン剤や栄養剤ではあまり役に立たない』と、認識されているようです。
そうしたアメリカでの危機認識の一つにマイクロウェィヴの危険性というのがあります。
アメリカの一般家庭においても常識となりつつあるのです。例えば、『電子レンジを使う際は、子供を近寄らせない』のも常識です。
あるレストランに「隔離された部屋」がありました。まるで病院のレントゲン室のように密閉され、鉛が壁に挟まれている作りでした。
電子レンジの使用中は『デンジャラス』『ゲットウェイ』の文字が書かれたランプが点灯します。
危険だから使用中は近づくな!という、警告のあるレストランでした。
日本での甘い認識と大違いでした。『進んでいるんだ』と思いました。日本の外食産業でも、家庭でも電子レンジを使っていない家は、ほとんど無いかと思います。
どうして、電子レンジなどの電磁波が危険かと言いますと、電磁波によって活性酸素を発生させるからです。加熱だけではなく、食品を酸化させていると思います。
カリフォルニアでは携帯電話にイヤホンを使用していないと罰せられるようになるらしいです。 仕事でOA機器に囲まれている人や、パソコン、インターネットが趣味という人も、ご用心、ご用心…。
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産業と環境
多くの牛、羊…を飼育のため、森を切らざるを得ないのです。たくさんの森の木を切って草原にし、牧場を拡大して羊や、鶏や豚や牛を増やしていくのです。
牛肉を一人前につき、人間二十人分の穀物を飼料として与えるそうです。例えば、一万頭に牛が増えるという事は、その牧場の真上には二十万人の人口の都市が出来たという事と同じです。(もう一歩踏み込むと、世界中で餓死している人達の食料を、牛肉を食べている人が、知らない間に食べている事になります。しかし、知らないだけです。)
牛たちの排泄量と呼吸の度に出される二酸化炭素の量、細菌などがそのまま、近隣の地域に流れて来ています。(本来は自然の微生物を浸透させるのも役割なのかもしれません)
牛が少しでも病気になり、その事が発覚すると肉が売れなくなりますので、具合が悪くなると、すぐに殺して、枝肉にしてしまうそうです。
このような牛でも、どんどん出荷しないと採算が取れないのです。
一万頭以上も飼育するようになりますと、環境的にも、牛がみんな病気にかかりやすくなります。それをすぐ処理し、安い肉として市場に流してしまう。その肉を食べるのが、私達消費者という事になります。
ですから、今の日本の食生活が続いていくと、自分の家族や、巡り巡って地球環境は悪化してくるのです。
皆さんもご存知のように、地球はもう限界までバランスを崩してしまっています。
私達の身体と同様に、完全にバランスを崩して、既に病気の状態に陥ってしまいました。
そういった状態なのに、まだ「もっと、もっと」と際限なく環境を破壊する事に荷担して行きます。気付いて、出来る事から始める事が大切です。
こうした事実があまり公的に発表されないのは、食肉産業自体がすでに、巨大産業として成り立っていますので、とても、そういう事を言える状況ではないのです。
政府としても言えません…。「肉を食べるな」なんて…。アメリカの食肉産業の、要求・圧力が強い事も確かですが、厚生省も通産省も口が裂けても言えません。
平成10年と11年は政府による「浪費のすすめ」の時代ですから…。しっかりとした情報を個人々々が把握していく事が賢明です。
ヨーロッパの過去五年間のデータが、発表されました。1985年から1990年の間に、ヨーロッパでは肉の消費量が三分の一に減ったそうです。
ヨーロッパ国内の生産量の半分以上が余ってきたのです。それを中国や東南アジア、日本をその受け皿に、と考えています。
ヨーロッパの人達は、ミルクや乳製品、肉類が体に良くない事に、やっと気が付き始めたと思います。 しかし、そんな彼らにとっては、肉の魅力というのは捨て難いらしく、依然、よく食べているようです。
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『アミ 小さな宇宙人』にみる肉食の表現(閑話休題)
もし、読みたくない場合、このページを飛ばして次のページにおすすみください。本当に…。読まなくても、あまり影響ありませんから、安心して下さい。
『ちょっと、君の夕食は何か見てみよう』
『ゲェーッ!』『よく死骸が食べられるもんだ!』
『死骸だって?』
『ウシの死骸さ。一切れの死んだウシの肉。殺されたウシの肉だ。』
『アミ小さな宇宙人』50Pより
『ちびまるこちゃん』の作者のさくらももこさんが絶賛している、通称『アミ3部作』の物語の描写の一部です。主人公の小学生・ぺドゥリートと宇宙人アミの会話。
言われてみると、確かにそうですよね。『死骸』です…。
さらに2冊目の『もどってきたアミ』では、地球以外の惑星の女の子・ビンカが登場し、こんな会話をアミとしています。
ネクロファゴとは、スペイン語で『死骸を食べる人』という意味らしいです。(しかしスペイン語って、何故そんな意味の言葉があるのだろう?)
ビンカ『ネクロファゴってどういう意味?』
アミ 『死骸を食べる人の事だよ』
ビンカ『わたし、死骸なんて食べないわよ!』
アミ 『でも死んだ動物の肉は食べるだろう?』
ビンカ『えっ!ああ……それなら……』
アミ 『だから、君はネクロファゴだよ。……』
…というような日常会話(?)なのですが、確かに私自身は、納得なのですが、もしお気を悪くされた方が、いらっしゃいましたら、ごめんなさい。
ファンタジー物語の“たわごと”と思ってください…。
ただ、食事の事はともかく、『アミ小さな宇宙人』、『もどってきたアミ』、『アミ3度目の約束』の3冊は世界中で翻訳されて、ベストセラーになっています。
『アミ』のシリーズは、このページのような内容がメインではありませんので誤解しないで下さい。 次のページから再び本論になります。ご安心下さい。
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自分のワクを広げる
「ミュータント・メッセージ」(角川文庫)という本の中でも『毎日の生活の中で賢い選択をしなさい』と言われています。 では、賢い選択とは何でしょうか?
私がお世話になっています、主婦の立場から電磁波問題に取り組んでいる、白井圭子(しらい けいこ)さんという方が『感銘を受けた言葉』っと言われていたのが、
「自分が動かなければ、風は吹かない」…という言葉。
まさに、それを実践。家族の健康を預かる主婦の立場から考えて、白井さんは動かれました…。 『健康に悪い電磁波を出す電子レンジ。わかっているけど忙しいから…』と、多くの人が思っているのですが、出来る事から勇気を持って実行して行こうとされています。
とにかく、「自分が動かなければ、風は吹かない」
毎日毎日の生活の中で、様々な選択が求められる度に、賢い選択をする事が大切です。
あれをしよう、これをしようと思った時に、果たしてそれが賢い選択なのかどうかを、自分で確認して下さい。
その事が賢い選択であるかどうかを、自分で簡単にチェックできる判断基準があります。
具体的には「自分にとっていいか」という事から、そのワクを広げて、「家族」「会社」「地域」「国」「人間」「環境」…にとって、今自分がやろうと思っている(もしくはやっている)事は良いのかな、と考えて行けば良いだけです。
決して難しい事ではありません。
自己犠牲やボランティアを…、という事ではありませんし、それはあまりクリエーションではありません…。出来る事からで良いのです。
難しく考えず、『本当はこうだ』と思う事で、今すぐに出来る事から実行して行きましょう…。
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自分の直観を磨こう
今、人為的に加工された食事と、素材そのものがもつ味を大切にする食事を比べますと、素材そのものの味がおいしい…と思います。野菜…例えば、にんじんとかのスライスしたそのままが、おいしかったりします。
ほとんどの人は、過度に化学調味料等で味付けをされた食事を摂り、その味に口が慣れていますと、本当の味がわからなくなってしまいます。
さらに、酸化した脂肪分は血管に付着し、血液の流れを妨げます。身体の隅々までに新鮮な血液が巡りにくくなり、障害もさることながら、頭もボーっとしてきます。
しかし、食生活や、考え方を自然な方向にしていきますと、感覚が研ぎ澄まされます。
さらに、血液の流れが良くなりますと、今まで行き渡ってなかった身体の末端の指先や、つま先などに新鮮な血液が循環されますので、女性の方は特に、冷え性などが良くなります。
癌や病気になりにくいのはとてもいい事ですから、是非、野菜中心に切り換えてみてください。食事を変えると、血がきれいなり、60兆、70兆の細胞も活性化します。
勿論、脳細胞にも同じように、血液が巡りますので、頭も冴えてきます。
色彩感覚や、音感などの感覚も次第に研ぎ澄まされてきます。色々な事が全身を使って分かってきます。
そして頭が冴え、直観・ひらめきが多くなってきます。
自分の体をきれいにして、直観を身に付け、直観を活かして欲しいと思います。
自分自身の直観力は、皆さん自身で元々持っているものなのです。それは普通の力だと思います。特別でも何でもないのです。
『直観』は、年齢・性別に関係なく、どんな人でも本来は持っているのです。自分の直観を磨いていると、自然と人を引きつけるものです。
相手の本質を感じられれば、顔を見ただけで相手の本当の姿が見えてきます。
是非、こうしたセンスは身に付けて欲しいと思います。
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害虫駆除しますか?
この原稿を作成している時に、新たに項目を加えなければならないショッキングなニュースが、2000年1月9日にNHKで放送されていました。
皆さん、遺伝子組換えの食料の事はご存知かと思いますけれど、野菜や穀物の遺伝子自身を操作した植物のことです。
例えば、殺虫剤を浴びても平気なジャガイモって便利かも知れませんが、良く考えると気味悪く思います。
基本的に、ダンボールに『F1』と書いてあるものは、こうした野菜です。しかし、お店や、スーパーで小分けになっていれば、外見ではまったく区別がつきません。
今回NHKで放送されていたのは、トウモロコシの事でした。
具体的には、元々は家畜の飼料として使われていました。
私は専門家ではないので分りませんが、豚の寄生虫を殺す働きを、遺伝子に組み込んだコーンのようです。
しかし、人間用のコーンと混ざってしまい、すでに日本国内に入って来ているそうです。
量としては、今後五年分も日本に輸入されているようです。
実際、トウモロコシが、どのように使われるか…加工食品や、お菓子、アイスクリームのコーン、ホールコーンなどの缶詰、コーンスープ、コーン油……。他にもあると思いますが、きっと成分表に書かれずに、使用されそうです。(何で五年分…?)
すでに人体への影響が報告されています。このコーンを食べると、発疹が出て来るようです。 おそらくこのトウモロコシに限らず、こうした農産物は、分子レベルで歪んでいるかと思いますので、当然ながら、人間にも想像以上のダメージがあるかと思います。
そもそも、本来の自然の状態を人間の都合で、…ほとんどは生産性や効率、コストを押さえる、長期間(船便で運ぶため)保存するための、改良(悪)されているのです。
自然のしくみに適った組織培養の技術なども研究されているとは思います。しかし、遺伝子組換え技術やクローン技術にしても、何か方向性が違うのでは…と思います。
そもそも、人が食べるものと、豚や牛たちが食べる物が違う、と言うのはおかしいのではないでしょうか?
例えば、自分が安心して食べられないものを、子供に与える親はいないと思います。
また、そうした飼料を食べて大きくなった豚や牛の肉を食べるのは、間違いなく私達です。
F1野菜は、たまねぎ、ジャガイモ、大豆、トウモロコシ…。他にもあると思いますが、これらの野菜は加工食品に非常に高いパーセンテージで使用されていると思います。
日本の基準はいい加減ですから、「○○使用」と書いてあったとしても、全体の何%分かに使用してあれば、そう表記出来るのです。
極端な話、10%の有機無農薬の大豆と90%の普通の大豆で作られていても、“有機無農薬大豆使用”と表記されます。
はたまた、人や動物が食べるものに“遺伝子組換え穀物は使用していません”という表記が入っている事自体、何かおかしいと思います。
話は変りますが、輸入の食材…特に果物は要注意です。レモン、オレンジ、グレープフルーツ、バナナなど…。
ベトナム戦争で使用された枯葉剤に似ている成分の薬が使用されているそうです。やはり人間の遺伝子を狂わせる成分なのかと思います。最近、流産や死産が多くなっています。べトちゃん・ドクちゃんが、必死に教えてくれているのに…。
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ライフスタイルを切り換える
これは聞いたお話です。水田の真ん中に一軒だけ家があります…山に抱かれるような立地です。その家には、三人の女性・娘さんと、お母さん、おばあちゃんが住んでいます。
その家族がお風呂に入った翌日には、近く川は汚れてしまうそうです。髪洗うシャンプーと、風呂で使った石鹸の泡が、水田にそのまま流れてくるのです。
たった一軒の家から、昔で言えば十軒分相当の汚れを川に流しています。私達が毎日洗濯をする事にしても、毎日多量の洗剤を川や海に流している事になっています。
私は洗濯や、食器を洗う際に、身体や環境に優しい洗剤を使います。
食事に動物性脂肪が多いと洗剤を多く必要とします。私の家では、そうした食材が少ないので、洗剤も少なくていい事が多いのです。しかも私の使っている洗剤は海や川を汚さなくてすむのです。
水田に流れ込むと、こうした化学物質から稲自身が自分を守るために、SOD酵素を使ってしまいます。
これは稲にとっては、勿論迷惑ですし、自分に含まれるSOD酵素を使うのは当然です。
しかし、いくら環境を汚したくない、と言っても、最低限の洗剤やシャンプーは必要かと思います。こうした事にがんじがらめになると、自分が辛いですから…。
『自分には出来る事…他の人には出来ない事』より、『誰でも出来る事』として実践する方が簡単です。
どちらにしましても、私達は昔の生活レベルの10倍くらいの汚れを、この環境の中に垂れ流している事になります。
しかし、そのような生活をやめるのは、難しいと思います。ですから、何を使うかが、大切かと思います。
これからは洗濯で流す汚水の事や、使っても人体にも環境にも安心出来る洗剤を使う事(こうした洗剤を使えばいい。と安心するだけではなく)を考えてみるとのもいいかと思います。
「石鹸の方が洗剤より安心」というのも、一概には何とも言えないようです。石鹸カスが問題、と言う声もあるようです。
洗剤が少なくても食器の汚れが落ちてしまう、そんな食事を心掛けてみる事も大切かと思います。
川も汚れない、海も汚れない、私達の手も皮膚も荒れない…方がいいですよね。
自分が癌や病気にならないためにも、地球の環境のためにも、『今すぐ出来る事から…』を心掛けるというのは、とても大切な生活の変革だと思います。
そういう意味で美しい地球や人類のために少しでも早い内に…。
特別な事ではなく、日々の普通の事として出来る事から実行して見てはいかがでしょうか。
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ムリ無く出来る事から
有史以来人間が火を使い始めてから、もちろん食生活も変ってきました。
加熱調理をするようになり、食事は華やかで、豊かになりました。しかし、その代価として私達本来の消化能力が著しく劣ってしまいました。
試験管の中での栄養テストでは、食物から栄養素となる成分を引き出せるのですが、現代人の弱った胃液ではキチンと消化吸収が出来なくなっているようです。
それならば、身体に悪い成分も体内に吸収されにくいのでは…と考えてしまうのですが、そうしたあまり良い影響がない成分は、簡単に吸収されてしまいます。
食品添加物や化学物質、最近では環境ホルモンなどは『体内に吸収され易く、蓄積し易い』ようです。
口から入るもの以外に、空気汚染、衣類(洗剤)、薬物、紫外線、携帯電話やパソコン、電子レンジなどの有害電磁波…私達をとりまく環境は、50年前と比べても想像出来ない程に自然の状態から歪んでいます。
こうした環境の中で暮らしていますから、悪影響のある物を使わないようにすると同時に、意識して自分の生活環境も変えていく事は、大切かと思います。
山奥で、自給自足の生活が出来れば、理想かも知れませんが、私には出来ませんし、誰でもが出来る事から始められる方法を提案して行ければ…と思います。
何故なら、都市部で実行出来る事であれば、郊外や山村でも実行出来るからです。
『誰でも出来る』がテーマの一つですから…。
食事も身体に良いから…、といっても美味しくなければ続けられませんよね。
きっと身体にとっても悪くても、便利な…電子レンジを手放す事が出来る人は少ないように…。
だから『誰でも出来る』という事が大切です。
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季節はずれの食物語
春には冬の間に蓄えた老廃物や脂肪分を溶かすような春野菜が、たくさん出てきます。ビタミンなどが多く、活性酸素を取り除き、老廃物を排泄するような野菜がたくさんあります。
そして夏になると、今度は体を冷やしてくれるようなものが色々と出て来ます。なすび、トマト、きゅうり、うり類が増えてきます。
春に老廃物を落とした体を冷やして、暑い夏に耐えられるように、血液をサラサラにするものが畑に出来てきます。
収穫の秋。秋になると今度は冬に備えて力をつけようとするために穀物類と、果物類が増えてきます。そして冬を待ちます。
冬になれば今度は寒さに耐えるために細胞の力を蓄えます。
どういうものが必要になってくるかというと、イモ類などの「根菜類」を食べるようになっているのです。
ですから私達の体というのは、日本の四季に合わせた体作りをしてきてるのです。
長い歴史をかけて自然の変化に合わせて人類の体が機能してきたのです。
四季の移り変わりに合わせて、出来た野菜を摂っていれば、体の具合がいいように出来ています。季節の移り変わりの中で出来てくる食べ物が良いのです。
自分の住んでいる近くの土地で出来た野菜、つまり、住んでいる地域と同じ気候の中で育てられているものを食べていれば、私達は病気しないと言われているのはそういう意味なのです。
本来は、四季折々の気候の移ろいに合わせて、私達は体のリズムを持っているのです。
しかし、現実的に現在の日本の食料事情の中、そのような食生活を送ろうとしましても、なかなか出来ません。
この『誰でもできるシリーズ』は、『誰もが簡単に出来る事』をテーマにしております。
ですから、このページの食事は理想と言いますか、参考程度に読んで下されば、結構かと思います。
今の社会環境において、食事の添加物や農薬以外に排気ガス、有害電磁波、紫外線や様々な外的要因により、体内に活性酸素が発生しています。
ご希望の方には、参考文献にもさせて頂いた、免疫学の世界的権威でもあります、土佐清水病院院長・丹羽靭負博士の『美容と健康に役立つ活性酸素とSOD』をお送りします。お問合せ下さい。
只野翔太0241-23-0682
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穴が開いている、地球の空…
日本経済新聞 2000年9月6日(水曜日)朝刊より
これは営団地下鉄・丸の内線で拾った(笑)、日本経済新聞の記事です。
人工衛星から撮った南極の写真が載っています。南極大陸より広い範囲でオゾン層が破壊されています。
『アミ』の3部作などの本が世界中でベストセラーとなり、こうした環境が破壊されつつある事が、新聞とかマスコミで多少は報道されています。
私は子供の頃から地球環境や、食べ物の事に強い関心がありました。しかし、世間には、伝わりません。
人類は菜食中心で生きてきた事で、私達人間は自然のしくみと共生してきました。
しかし西洋文明を中心に『自分達の都合』が良い方向に変わってしまい、地球の環境を壊してしまっています。便利な生活を追い求める事と引き換えにして…。
知るだけでは何も変わらないという事です。決心し、出来る事から実行し、子供達やこれから生まれて来る人達のために少し今の生活を変える方がよいかと思います。
『もう遅い』という事はありません。出来る事からでいいかと思います。
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決心、実行
『本当はこうした方が良い』とわかっている事でも、なかなか続けられないのが人間です。
このように、人は頭では理解しますが、それを実行する事は、なかなか出来ないのです。
知識を得て、それで満足してしまう。そこで終わってしまうという事になるのです。知るだけでしたら、情報を得たり、本を読めばそれで充分です。
しかし、それを知った上で、なおかつ理解を示し体験をする。という事が大切ではないでしょうか。
「知る」という事は、例えば、「携帯電話の電磁波は、きっと良くないだろう…。」「人間だけではなく、動物や、植物にも多大な迷惑。」と本や、新聞などで知っても、
「でも、今さら携帯電話のない生活なんて、私にはとても出来ない…」と頭の中で思うだけなのです。
しかし、それを「学ぶ」というのは、その事はいい事であると知った上で実際に体験し、検証した上で体験で得た大切な事実を、他の人にすすめる…。
そこまで出来て初めて「学ぶ」というそうです。
しかし、出来るところから…。『誰でもできる』をテーマにしていますから、ご安心下さい。
私自身、携帯を持たない、というのも無理なので…。
子供の頃に、勉強でも他の事でも…
「自分がそれを解って、そして、それを人に教える事が出来て、初めてその事を『あなたは理解した事』になるんだよ」、と両親が教えてくれました。
人に教えて、そしてやっとその時に自分自身が理解(=学んだ)した事になる。そんな気がします。
個々の日々の気付きはたくさんあるのですが、小さな気付きを得た人達は、大事な事を知ったらその事を『実行』する事が出来ます。
それも淡々と気負わずに、出来るときっと楽しいです。
何でも少しかじってみるのは簡単です。
でもその事を自分の理想として自分の生き方の中に取り入れてやり続ける事というのは、実はとても大切です。
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私が好きな食べ物
まずは、ごはん。本当に大好きです。
父親の実家が宮城県の稲作農家でしたので、お米はいつも送られてきていました。『ササニシキ』が 子供の頃からのべ-シックの味でした。(他の銘柄もおいしい)
お米がおいしい国に生まれて、本当に良かった、と思います。
辛いものに目がありません。と言う事で、『カレー』です…。しかし、お肉が嫌いなため、母親はシーチキンなどを使ってくれていたようです。
市販のカレールーにはラード(豚の油)が使われている為、というよりも香辛料より『ラードの塊』に近いので、カレー粉を私は使います。
専門店の肉の入ってないカレー…ベジタブル、豆などのカレーは好きです。
茶そばの生産高日本一の製麺会社『池島・フーズ』のモロヘイヤうどん。この麺が最高なのです。以前、工場に見学させて頂いたのですが、製造工程での麺の熟成や、乾燥に通常の製麺の5~10倍にもおよぶ時間と手間(それも常温での乾燥)を掛けています。
まさに『小麦が喜んでいる』という表現が適切かと思います。
モロヘイヤ麺を『ざる』で食べる…薬味として、のり、わさび、みょうが、ごま、大根おろしなどを添えます。他の麺類では味わえない、食感とおいしさなのです。
観光地よく売られている、わさびふりかけ。一体どこが産地なのか、わかりません。
基本的にごはんと一緒に頂きます。先程のモロヘイヤ麺にふりかけても、おいしい!
味噌汁。レストラン翔卯の味噌汁は『注ぎ足し』でした。昆布と椎茸のダシ汁に、野菜を茹でた煮汁がある時は使います。だから、微妙にいつも違う(?!)のです。
忙しい時は、『味噌汁かけ御飯』を食べてました。でも、これがうまいんです。
しかし、こちらもしっかりと時間をかけて伝統的に作られた味噌がいいですよね。安心出来る材料で…。個人的には、木綿豆腐、たまねぎ、ナメタケなどの具が好きです。あと、みょうが…いいですね。
ピザ&パスタ。えっ?と思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、(もちろん肉類はパスです)好きです。
イタリア料理は、他の国に比べて、穀物(小麦)がベースと言う面は日本に近いのです。
イタリアンの基本的な味は、トマトとオリーブオイルとニンニクです。
ピザのチーズは食べます。しかし、食後に気持ち悪くなり、後悔するのですけど…。
胡麻せんべい。薄焼きのせんべいで胡麻がいっぱい入っているお菓子です。個人的には砂糖が入っていない、甘くないタイプが好きです。『甘じょっぱい』、『甘酸っぱい』が苦手です…。
パン屋では『パンより、パンのミミを買いたい!』と思って しまいます。そのままでもいいし、軽くトーストして、塩とオリーブオイルで食べると、豪華な気分です。
コロッケに目がないのです。しかし、ひき肉入りや、ラードでフライにされていると食べられません。理想としては、たまねぎを炒めて、にんじん、ピーマンなどと合わせ、塩、胡椒で整えたコロッケ。また、ナッツメグを使うと、ハンバーグ風になると思います。
レンコンの金平。ニンニクと唐辛子の味付け。砂糖はなしで…。ごぼうの金平も同じ要領。
『おかず』に砂糖を使うのはイヤです。煮ものにしても、素材本来の味が無くなってしまいます。
コンニャクの焼肉?。母親の実家ではコンニャクの栽培をしていました。そしてそのコンニャクが市販のコンニャクより、歯ごたえがあっておいしい。
市販されているコンニャクを食べたくなくなります。
それを焼肉のたれで炒めて食べたのは、おいしかった。おでんやすきやき…とかくコンニャクは脇役ですが、こんなアイディアはすごいな!と思いました。
ガバガバと飲むようなお酒では無く、おいしいお酒を味わって飲むのは好きです。
本当においしい日本酒や、赤ワイン、ココナッツカクテルのチチ、そして何とも言えない、酸味と苦味と甘さのカンパリが好きです。
ロシアのウォッカで薬草(?)が一本入った『ズブロッカ』というとても強いお酒ですが、これは冷凍室に入れておいて、凍らせて(度数が高いから凍らない)ドロドロのを飲むのも好きです。
どうでしょうか?一部(ピザ)に乳製品はありましたが、『私が好きな食べもの』でした。
細かく言っていきますと、納豆、海苔、まいたけ、竹の子、レンコン、大根おろし、グルテンミート、サツマイモ…など他にもたくさんあります。
そして、たまにですが、チョコレートや、アイスクリーム食べたい時あります。そういうのも食べますよ…。
こうした食材を使った料理のレシピや、安心して電子レンジを使う方法など、皆さん知りたいとは思いますが誌面も少なくなりましたので、割愛させて頂きます。
料理が得意の人がきっと、レシピの冊子を作ってくれるかと思いますので、私はここまでにして置きます。
しかし御連絡下されば、『○○さんと言う人が今、作っていますよ…。』とお話し出来るかもしれません。
また、『こういうアイディアはどうだろう…』といったご意見などございましたら、ぜひ御連絡下さい。お待ちしております。
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日本に生まれて良かった…
長い間の食文化の違いによって、ある民族に有効なものが、他の民族にとって吸収しにくい事などがあります。
遊牧系の人達の間では保存食として、バターやチーズ、ヨーグルトのような発酵食品が伝わりました。
農耕民族である日本においては醤油、味噌、納豆、などの大豆やお米を発酵させた食品が伝わっています。
今思えば、それぞれの国にあった食事があり、日本人にはやはり、和食が合うのかなと思いました。
その土地の風土に合う食物を食べるのが良いそうです。なんと言っても『お米がおいしい!』。
この原稿を作成している頃、雪印の事件がありました。
あくまでも私の解釈なのですが、日本人は長い歴史の中で、肉や乳製品をあまり摂っていませんでした。
この数十年の間に食生活が変わり、その結果大腸がんや、糖尿病など、今まで日本にない病気が増えてきています。そうした現象を教えてくれたのが、某・乳製品メーカーの事件ではなかったのでしょうか。
『あまり乳製品はいらないですよ』という事を…。
日本は環境にとても恵まれています。地球全体から見ますと、温暖で四季を通した美しく、過ごしやすい気候です。そして、それはたくさんの農作物や海産物にも恵まれた環境でもあります。
先進国の代表・アメリカのアリゾナ州などは砂漠ですし、ヨーロッパの森林もほとんどが植林です。 アフリカのサバンナには雨季と乾季の厳しい自然環境です。
そう考えると、日本の類い稀なる環境のありがたさに気づく事が多いのかと思います。
『都会のアスファルトの隙間から逞しく雑草が生えてくる…。』そんな豊かな気候に恵まれている日本です。これほど恵まれた環境にいながらも、自分達の首を絞めるような生活を私達は続けています。
気づいたら出来る事から変えて行きましょう。
調和のとれた生活、環境を取り戻して行きましょう。
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『あとがき』と『お知らせ』
この『誰でもできる自然な暮しと食事』を最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
私自身そうなのですが、100%『完璧』で、安心・安全というのは今の食糧事情や、環境の中ではあり得ないのでは、と思います。
しかし、この『誰でもできるシリーズ』は、なるべく簡単に、どなたでもきっかけとなるような提案をしていければと思っています。
本文にも掲載していますが、私の父親は、やはり急に食生活を変えてしまったため(糖分の摂り過ぎ)、結果的に40代で死んでしまいました。
当時の私には今のような情報は無かったため、何もしてあげられませんでした。
この冊子を書き続けるうちに、たくさんの人から、「電磁波の事を知りたい」、「安心出来る食事のレシピ」、「薬の話し」…こうした冊子が欲しい。こうした声を多数戴いております。
これらの事には出来る事からやらせて頂きたいと思っています。まずは、『電磁波』について今考えています。
『薬』について冊子は、何人かの薬剤師さんと歯科医師の方に協力して頂きたいナ…、と思っています。
これからも一生懸命ですので、宜しくお願い致します。
只野 翔太
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著者プロフィール
只野富士男
1968年 東京・大田区生まれ。幼少の頃より、食べ物に関心を持ち、『どうして食品添加物や、農薬を食べ物に使用するのか。』という疑問を持つ。小学生の頃にこのままだと地球の環境が壊れてしまう事を知る。
そして、電磁波、薬剤、食品を探求する。西洋占星学(星占い)を独学で習得。
20代前半に野菜料理のレストランに勤める。
その後、僅かながら自分が出来る事から発振しはじめています。
所属
予防医学研究所
テラ・ネットワーク(アドバイザー)
ラ プレィム(冊子制作・主宰)
ハーモニーライフ研究会
現在の仕事
冊子の執筆活動
講演会の企画・主催
テラ・ネットワーク(食品や環境汚染への対応・人材育成・アドバイザー)
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『誰でもできる自然な暮しと食事』参考・引用文献
『食と生命 病なき世界の実現を目指して』 |
松本 英聖 |
『活性酸素で死なないための食事学』 |
丹羽 靭負 |
『病気は自分で治すもの』 |
丹羽 靭負 |
『美容と健康に役立つ活性酸素とSOD』 |
丹羽 靭負 |
『食卓の危機を問う』 |
濱井 義則 |
『青パパイヤの魅力』 |
濱井 義則 |
『セルフヒーリングクックブック』 |
フレックスファーム |
『足立育朗と語る』 |
PHP研究所 |
『心を大切にする人、しない人』 |
PHP研究所 |
『インナービューティ』 |
たま出版 |
『エドガー・ケイシーの健康レシピ』 |
たま出版 |
『Gifts From the Cosmos』(イラスト使用) |
栗田正樹 |
『ヴェジタリアンライフのすすめ』 |
北川 八郎 |
『SOD PQP体験談集』 |
秋吉 正夫 編 |
『ミュータント・メッセージ』 |
角川文庫 |
『オーガ 1998Winter vol.5』 |
廣済堂出版 |
『アミ 小さな宇宙人』 |
徳間書店 |
『戻ってきたアミ』 |
徳間書店 |
『アミ 3度目の約束』 |
徳間書店 |
『足立育朗 大和市講演会』 |
只野 翔太 編 |
『真のクリエーションのために』 |
只野 富士男 編 |
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医療検証協力 |
予防医学研究所 若林 明彦 |
協力 |
活性酸素研究会 |
協賛 |
株式会社 未来 |
パソコン入力 |
今関 可奈子 |
著者 只野富士男 |
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企画・発行 ハーモニーライフ研究会 |
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