ホームちょっとやってみよう!宮崎雅敬×足立幸子 対談ダイジェスト
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宮崎雅敬×足立幸子 対談ダイジェスト

販売価格: 1,500円(税込)
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販売はしません。ショッピングカートに入れて注文してしまった場合、ちゃんと電話をして『販売してないんですよ』と口頭で説明します。読むだけが出来ます。ご了承下さいね。

20000円以上のお買い物の方のプレゼントにしていましたが、なくなってしまいました。
要望がたくさんあれば、次を考えますが、リスクを負ってまでやってみようという方は少ないと思う(笑)ので、現状は少しピックアップした内容と編集後記を掲載します。重要なことは書いていますので、後は実行実践するだけです。

※出来るだけ、みなさんの興味関心の方向に向きそうな項目を削除して、重要な言葉を残しました。
編集後記は、全文掲載をもって、その上で補足しないとならないと思うことを書いたので、本文との整合性が見付けにくいかもしれません。
そういう余計なことは、考えなくていいんですよ。
忍耐を持って、決心実行をし続けることが重要なんですからね。


もくじ

【セミナー(自己啓発、能力開発)で気づく】は不自然
自分の仕事や生活から気づく
手放す
アートの本質
決心行動
死ぬわけじゃないし
治すと戻す
心を変える(自我・欲を最小限に)
特別な人はいない
マイナーな方向には使わない
気づきの深さによりチャクラは開いている
愛と愛情
他人のあるがままも受け入れる
頭はなるべく使わない
戦略という言葉は違う
『でも』『だって』は、変わらない証拠
時間がもったいないから、話さない
楽して変わるコトはない
忍耐を学ぶ
ワクワクは誤解
すべてに調和するプログラミング
関英男先生〜宇宙人の家
エドワード・ビリー・マイヤーの写真集
直観で人生の大きな決断をする
調和度の高い会社は地味
希望することは、だいたい【欲】
ニーズに迎合しない
どう思われてもいい
ズバズバ言います
精神世界は勘違いしている
神社はパワースポットだった 【過去形ですね…只野】
損得ではなく、直観で
同調しているから、わかる




足立 一昨年(91年)に新年の二日に京都のミュージシャンの友達に会いましてね。

 『この頃おかしいんだよね。音が高くなってしまった』と言うんですよ。
 私は楽器はよくわからないのですが、ギターがGマイナー(註2)だとか色々あるじゃないですか、それが今まで同じに合わせているのに高いんですって、音が『おかしいんだよね』って 一人が言い出したら、みんながそうだって言うんです。
 それはバイブレーションが上がっているということなんです。

 波動が上がっているから、音に透明感が出てきているんです。音に透明感が出ると、同じ音でも高く聞こえる。透明感がありますから、あっ、やっぱり確実に地球のバイブレーションが上がっているんだって確認したんです。(当時のことですから。今は48億5000万年の中でも最も不調和な状態です)

 自分の得意の分野や現実的にやっていることで気づくのが一番いいのです。
 もうセミナー(自己啓発とか、潜在能力開発セミナーなどね)やなんかで気づくというのは、不自然なんですよ。
 現実の仕事なり趣味なりで気づくのが、一番自然体なんです。それで表現していってほしいんです。
 私なんかどちらかというと、不自然な形で表現していましたから。

 もう真我に任せるしかないとギブアップしました。グジュグジュもがいても、しょうがないって心から思いましたよ。
 そうしたらすべてが変わり始めました。現実が全部うまくいき出しました。

 抵抗している間はダメでしたね。まさかとか、なんだかんだ抵抗して疑っている間はスムーズにいかなかったんです。
 もう信じざるを得ないという状況までもっていかされるんですよ。

 スパッと変わった人とか、じわじわ変わった人にしても、かなり高い情報が入って来ている人というのは、みんなとにかくきつい状態を切り抜けてきている人です。
 変わらざるを得ない状況にもっていかれるわけですよ。そういう人がボーンと上がるわけです。
 手放さなければダメです。握ったまま変われないかなとみんなやるでしょ。これはダメです。
捨てると入ってくるんです。古いのを握ったまま新しいものをという二つはダメです。

 だから本当に変わりたかったら、一度手放すことです。ただ捨ててしまうのではないのですよ。これから全部生かされるんですからね。みなさん手放すのが怖いんですね。


宮崎 芸術というものの本質というのは、やはり波動とかそういうものがあるんでしょうね。

足立 本当はそうなんですけど、いつの間にか演出ばかりになりました。ほとんどのアートは本質が見失われてしまいました。

足立 なんだかわかんないけれど、こうした方がいいんじゃないかと感じたら、それを現実にやっていくとだんだん見えてくるんです。

宮崎 行動が大事なんですね。

足立 もう行動に移すしかないんです。頭で考えている人はダメです。

宮崎 どうも(こういうお話しを)聞いてばかり(読んでばかり)の人が多いですね。

足立 そういう人は変われないです。知識としてあるだけだから、それは全然ダメですね。ない方がまだマシです。邪魔してしまいますから。

 体験を通してしかないんですから、ここですよね。
 本当に納得は、聞いただけでは、単にわかった(理解)だけですから、これは体験しかないんですよ。だから、とにかく行動です。行動に移すのは勇気が要るんです。
 だから私は言っているんです。勇気しかないですよ。

 私は今までそうでしたから、勇気を出してやったから、これだけ得られるようになったんです。
 死ぬわけではないですから、いいじゃないですか、みんなにそう言うんですけど、恐いんですね。

 私なんか、死ぬわけでなしとガンガンやっちゃいますからね。
 恐いものはないですし、死ぬ時は私の役割が終わった時だと思います。死ぬという言葉は好きじゃないですが、肉体が消えるだけです。
 地球上から肉体が消える時、それは私の役割が終わった時でしょうね。もういいよってことでしょうね。
 地球上の行(ぎょう)は終わるというか、役割が終わるというか、その時は消える時だと思っていますから、死も全然恐くないです。
 死というのはないと今、思っていますし、ただ肉体が消えるだけと、その辺の考えがガラっと自分の中で変わった時から本当に楽になりました。ただ肉体が消えるだけというのがね。心からそう思えるようになりました。

宮崎 その辺のスタンスが非常に大事だと思うんですね。
 じゃチャクラをポンと開けても、すぐに閉じてしまうのと同じですね。

足立 そうですよ。その人に必要ないからです。その人が変わってしまっても、使い熟せないんですから、それなら閉じた方がいいですね。だから閉じてしまうんですよ。

宮崎 閉じている必要がある。

足立 (そういう人はチャクラが開いていると)危険だからかえって。

宮崎 情の部分をコントロールするという。愛と愛情は違うということについてはどうですか?

足立 とにかくすべてがシンプルに、宇宙はシンプルなんですから、人間関係もです。出来るだけ要らないものは手放す作業をされた方が、どんどんとれてきますね。

宮崎 その情の深い人がクールになるためには、どういうようなことが必要なんですか?

足立 そうですね。難しいんですけどね。
 結局、情の深い人の中には、【人からよく思われたい】というのが根本にある。そういうのがかなりの部分を占めているんじゃないですか。
 だからよく思われなくてもいいというか、とにかくいい子をやめることです。いいじゃないですかどう思われたって。

宮崎 そういうことですね。

足立 【よく思われたい】というのは、いい子をすることになりますでしょ。それをやめるんですからね。
 人のため(世間からの評価のため)に生きているような人がいるじゃないですか。世間の為に生きているような人。

 世間がどういうかとか…自分はどうなのという感じの人が多いです。じゃあ、あなたはどうしたいのかですよ。それで生きていっていいんです。

宮崎 自由でいいんですね。

足立 いいんです。あるがままでいいんです。
 みんながあるがままにやったら、世の中無茶苦茶になってしまうといわれますが…。
 昨日の講演で言わなかったんですけど、その代わり、人のあるがままも受け入れるということです。これがなかなか出来ない。

 自分のあるがままは割と受け入れられますが、人のあるがままは、なかなか受け入れられないとみなさん言われます。確かに難しいと思います。
 自分のあるがままは受け入れられて、人のあるがままを受け入れられないと、これは単にわがままになってしまう。
 〈あるがまま〉と〈わがまま〉の違いというのが、また難しいんです。

 わがまま放題やっていいということじゃないんです。勘違いする人がいるんです。あるがままに自分もやるんです。その代り、人のあるがままも受け入れる。

 人をあるがままに見るというのは、どういうことなんだろうと言いますと、こういうことなんですよ。人を見るとき、普通私たちは色眼鏡をかけているわけです。
 全部自分の尺度で見て、いいだの、悪いだのと判断しますでしょ、それをしないということです。

 そうですね。でも、よくいますよ。私の話を聞いていても『でも』『だって』という人がいるんです。

 『でも』『だって』と言う人は、変わりたくないんです。
 そういう方は、お話ししても無駄ですし、時間がもったいないです。

 もっと変わりたい方がいっぱいいらっしゃるから、私はそういう方にエネルギーを使いたいから『よしましょう』と言うと気づくらしいですね。
 
 『時間がもったいないですから…』、とわざとはっきり言ってあげるんです。そうすると気づくようです。

 『でも』『だって』と言っていたら、いつまでも変われないです。だから、変わりたいか変わりたくないか、それですよ。

 変わりたかったらこういう方法がありますよ、と提供出来るんです。
 『でも』『だって』とか、それから、『ラクして変わる方法はないのですか』という人がいたんですね。

 金沢で個展をやった時、若い女の子でしたけれど『ラクして変われる方法はないのですか』と言ったんで、『そういう人とは、私は話したくないです』と言ったんです。
 『楽して変われると思いますか?変わるというのは、そんな簡単なことではないんですよ。一人の人間が変わるというのは、命がけなんですよ。

 本気でやらないと変われないんです。本気というのは命がけなんですよ。それが楽ですか、楽しては変われません。楽していたかったら、変わらないでいいです。そのままでいなさい』と言ったんですよ。
 変わる必要ないと言ったんです。
 根本的に考え方ができていないから、変わる必要ないです。あなたはと。彼女は泣き出しちゃいましたけどね。が

 私は情に振り回されないですから。泣かれてしまったら普通慌てるじゃないですか、悪い人と思われてしまったらどうしようとか思ってしまいますから、そこで色々情でみんな出てくるでしょう。
 私はクールですから、もうどうぞって、どう思われてもいいですよ。悪い女と言われようが、冷たい女と言われようが、いいです。

 わかってくれる人はわかってくれますし、宇宙がわかってくれていたらいいです。
 地球上の誰もわかってくれなくても、本質がわかってくれていたら、いいですから、地球上でどう思われてもいいのです。

 本質の部分でわかってもらえていたら、ものすごくサポートがくるとつくづくわかります。
 本質の方で見離されたら困ってしまいますけれど、そうじゃなかったら地球の人みんなに振り向かれなくても、結構です。

 別に、そしたら私は、それなりに成長していきますから、それなりに道が開かれるというのが本当によくわかる。
 見えないサポートというのは、確かにあるんだなと実感していますから―。


☆ワクワク生きる理由☆

宮崎 ワクワクすることをすればいい、または良心に従って生きるのが大切と船井先生はおっしゃっています。

宮崎 この良心が多少考え方の違いによって、良心が痛むという部分は、顕在意識が多少は入ってくる部分もあるんじゃないかなという気もするんですが、本当の意味の良心というのは違うんですか?
 もっと深いところの上っ面のもんじゃなくて、こんなことしちゃダメとかじゃないですね。

足立 そんな簡単なもんじゃないですね。

 本当にこれが宇宙との調和がとれたことなのかどうか。これをやることによって、すべてにとって良いかをチェックをしなければいけない。そのくらい厳しいものですよ。

 だから、例えば兄が建物を建てる場合のプログラムなんかは、設計するその時、そこに家を建てることによって…、そこの土の中のバクテリアからなにからすべてにとって良い、すべてが活性化されるという、プログラムしているんです。

 すべてにとって良くなければ本物じゃないですから。ある一部だけいいとか、人間だけにとっていいなんていうのは大変間違った考え方です。
 今までは全部そうでしょう。そこでこれだけ地球が歪んでしまったんです。すべてにとってです。
 植物から動物からバクテリアから、兄の場合、もう全部にとっていい波動が出る空間を作らなければいけないというわけです。
 だからプログラムが大事ですよと言っているんです。
 それによって歪んだ情報が入ってきますから、それがいい加減だといい加減な情報しか入ってこない。

 ・・・結局、欲があるからで、見ればわかるんですよ。その人がネットワークしている仲間を見ればわかりますよ。みんな欲がある人ばっかりが集まっているんです。

 彼は、色んな欲というか、お金だけとは限りませんよ。名誉欲とかがある。まだそういうものを持っている人達ばかりがいるんです。

 あの辺みんな同じグループでしょう。やっぱり似ているんです。波動がね。
 だから、まだちょっとモヤッとしたものをもっている人たち、心からスッキリしていない人たちとちゃんと繋がっているんです。 
 だから大体仲間を見ればわかります。『レベルは、ああ…あの辺が同じだなあ』って。

宮崎 勇気を持って変わらなければいけませんね。でもその時に貫く勇気が要りますね。

足立 勇気要りますよ。一枚も売れないかも知れないのに変えるのに。
 今までのは売れているんですから、売れているのがわかっていながら、変えてしまうんですから。
 これは勇気が要りますよね。冒険、賭けをやれるかどうかですね。

宮崎 売れなくなっても、それを貫いていくという根性が要りますね。

足立 私なんかずっと賭けですから、ほんとに賭けのしっぱなしです。
 なかなかスリルがあって面白いですよ。それを一回味わったら、面白いですよ。面白くてやめられないですよ。
 次どうなるかな?っていう感じでね。それこそこれが本当のワクワクだと思います。

宮崎 よくワクワクの意味がわかったような気がしますね。

足立 みなさん勘違いをしていますね。ただ好きなことだけ、やっていればいいと。若い人がね。
 バシャ―ル(註12)の本を読んで、大変な勘違いをしているので困っちゃうんですよね。

宮崎 (精神世界やスピリチアルは)そこまでの説明がないですからね。

足立 好きなことをやっているだけじゃダメなんです。行(ぎょう)もやらなきゃ成長しないから。
 だけど『イヤなことは一切やらない』と言うんです。若い人は『好きなことをやっていればいいんでしょ』と言うんです。それで『ワクワクしていたらいい』と言うんです。
 これはとんでもない話です。成長しないとダメです。

宮崎 宇宙との調和を見い出していく生き方についてのお話をして戴きました。
 本当にありがとうございました。

(平成五年四月談)
他の写真
註釈説明
【註釈1ワンダーゾーン】
この対談が行われた当時、日本テレビ系列で放送されていた番組。かなり真面目に意識的なテーマに取り組む内容で、司会者は関口宏。エンディングテーマソングはEpoの『百年の孤独』。毎週月曜日夜10時放送していました。

【註釈2 Gマイナー
ジーマイナー。ソ、レ、ラ♯のコード(和音)

【註釈3 船井幸雄氏】
コンサルタント会社・(株)船井総合研究所の会長。著書多数。

【註釈4 プレアデス(星団)】
おうし座にある星団のひとつ。昴とも呼ばれています。アトラス・アルシオーネ・メロペ・マイア・タイゲタ・ケラエノといった星がある。足立幸子さんの発生はタイゲタ星。8つの星座と金星とともに、地球には何度も移住している。

【註釈5 パターン】
足立育朗氏の直観による情報で、『中性子=意識』『陽子=意志』などのこと。現在の地球ではまだわかっていないこと。なお、今の私達の文化はこの意識と意志が歪んでしまっています。その結果非常に未熟な文化となっています。
詳しくは足立氏の著書『波動の法則』や、講演のDVDをなどをお勧めいたします。

【註釈6 アトランティス】
大西洋にあった大陸。245万〜195万年前。プレアデスのアトラス星が中心にした文化。同様の文明文化は地球で80〜90はあったようです。https://harmonylife.ocnk.net/product/1272

【註釈7 グッズ】
様々なエネルギーグッズ。…幸せになる○○、といったグッズなどのこと。実際にはあまり意味ないです。
ただしエネルギーを蘇生化するFALFやARUTなどは、こうしたグッズと呼ばれるものとは根本的に違います。勘違いしないようお願いします。
水晶なども本来はボディの調整などに使われていたのが、現在は本来の役割と違う使い方をしまっているようです。 
能力開発セミナーなどと同じく、人の欲を刺激する業者も。
例えば『幸せ』という言葉をひとつとっても本来の意味ではなく、『自我と欲を拡大する』という意味で使われているようです。『幸せになる〜』というのもまったく違う意味として受け取ってしまっていることは明白かと思います。

【注釈8 シャーリー・マクレーンShirley MacLaine】
アメリカの女優。代表作『愛と追憶の日々』『80日間世界一周』など。『アウト・オン・ア・リム』などの作者。
自らの気づきの体験を綴った著書。他にも多数の作品があります。

【註釈9 “その頃で9段階” 】
宇宙との調和度のこと。一秒間に10の70乗回の振動数(10の70乗Hz)があるということ。当時平均は7段階(=10の55乗Hz)くらいだったので、調和のとれたという指針。

【註釈10 興味】
ここで使われている興味を持つとは、調和のとれた方向のことを清々しく感じるという意味。自我と欲を増幅することに興味を持ってしまうのではなく、興味本位ではなくという意味あい。

【註釈11 いい子】
世間や周りの人から『いい人(子)』と思われたい自分。周りの目を気にしてしまう状態。
『自分の安全を守る』『自分の家族だけの安全を守る』『自分の会社だけは』『自分の国だけは』『自分の民族だけは』『人間だけは』(よければいい)…といった意識ではなく、『本当はこうかな』と思うことを勇気を持って実行してしまうといいかと思います。

【註釈12 バシャ―ル 】
オリオン座にある、地球より少し進んだ星だというエササニ星の宇宙飛行士。アメリカ人のダリル・アンカ氏を媒介し、チャネルされる存在。
90年前後にVOICEから刊行され、10万部売れたと言われています。特に『ワクワク〜』ということについての誤解が、若い人を中心に広がった。本当は嫌なことだとしても、ワクワクするようにクリエーションするかが大切

【その他の一言】
 名前のふせ字はオパールのMさん以外、只野はわりました。
 書籍掲載されるのに、対談時に堂々と人のことを言えるってすごいですね。まさに竹を割ったような性格ですね。
 逗子の建物の愛洋子さんは、本では誤植で『I』でした。みなさん周知のことなので、そのままの名前を出しました。
 チャネラー、ヒーラーなど。スピリチアルなのは危険。だけどもそうした先生たちは『足立幸子さんの【あるがままに生きる】はいいよ』と、自身のクライアントに勧める。
 しかし、幸子さんの伝えていることをちゃんと受け取っているのかは疑問。なんとなく…顕在意識にとって都合のいい部分だけを読んでいる気がします。

 対談の中で使われるセミナーという言葉。自己啓発や能力開発を謳うもののことかな。
 幸子さんの言葉を借りると『こういう世界』に興味がある人は、自分を探求するとか…学ぶとかが好きですよね。
 本当の意味で、エクサピーコが学ぶということと、学んでいるポーズを自分がしていたい、というのは現象だけ見ると似ていますが、根本的に違うと思います。またそういう気持ちに巣食う(商売にする)人たちもたくさん見てきました。
 セミナーの講師や、ヒーラー、チャネラー、セラピストなどと名乗る人たちは、言葉や文字にしていることと実際の生活が乖離している場合はとても多いです。
 治すと戻る、ではありませんが、これは忍耐を伴って、きついことなんです。必要最小限や家族への感謝ということを実行せずに、心地よい言葉だけの人たちが多くいます。

 形態波動エネルギー研究所や樹生建築研究所関連のセミナーは根本的に違うということは、参加した人はなんとなく観じられるかと思います。 同様にFALFやARUTはグッズと違うということも。なまじっか知識が増えてしまうと、『グッズは要らないんだよね、セミナーは違うのに、どうして形態研はセミナーをやってるの?』などの疑問が湧いく人もいます。ちゃんと観じられるといいのですが、表面的な上っ面しか見ない人が多いのは…仕方ないのかなあ。

【レイアウト後記】
 対談は1993年4月。書籍の発売は、幸子さんが帰星された後だろう。なんせ約二か月後には自分は地球上にいないなんて、顕在意識では思ってなかったでしょうね。
 亡くなったのは、町田に当時出来た…というか開店の日の未明だった。スペース・サチも今はもうありませんけどね。
 7月にビデオ収録をしたいから代官山で最後に講演してと、スケジュールが決まっていた。その数週間前のこと。
 半年くらい前に、ちょっと幸子さんに相談したことがあって、でも金沢の若い女の子のような対応をされました(笑)。
して、亡くなる一か月前に、代官山の翔卯での画家の人のパーティで会った時に『あんたもう大丈夫よね』と言われた。自分はすっかり忘れていて、『何が?』という感じだったのですが(笑)。
 大丈夫って…でも、人生は次から次に色んなことが起こってきます。若いころから本当にやりたいことはやれたと思います。それと、忍耐を学び続けるというのは、…もう忍耐を学ばなくていいなんてことはありません。

 時々『私はもう忍耐を学ぶのは卒業したの』なんて言っている人もいますが、本当は、卒業したら、さらなる大きな忍耐の学びが来ると思います。その連続が人生というか、エクサピーコの学びなんです。
 この対談をパソコンに入力したのは2001年頃です。ずっと陽の目を見ないでいました。対談を知らない人も多い。
 今回読み返して、初見の方ですと興味関心に向かってしまう人が多いかもしれない。当時としては良かっただろうけど、人類が進化の方向にある90年代と違って、時空が厳しく、マイナーに同調してしまう人も多い時期に、これを読んでもらうことは、時空全体に迷惑がかかってしまうかも知れないという懸念が出てきました。

 この作業をしている時に、15年ほど付き合いのある人からの電話で、『こういう仕事をしないか』という投げかけがありました。ボクが欲を満たす、ニーズに迎合する方向の仕事をすると、大変きついメッセージがきてしまう。だからやらないということを理解してくれていなかった。今まで、そういう話もしていたのに…。
 しかしそれは自分の中にまだ余計な振動波が残っているということを教えてくれるメッセージだったのだろう。

 その翌日、別の友だちから『あるサイトに足立育朗さんのことが載ってるけど、この人って誰かと交流のある人なのかなあ?』という電話でした。
 そのサイトを見ると、なかなか足立さんの名前が見付けられませんでしたが、スピリチアルなグッズ(…これはグッズですね・笑)を販売していて、なんともなんですが…。
 でも、これは…そのサイトにはやってはいけないことが、この対談の言葉を借りるとブラックな内容が書かれていた。
 その友だちにも『もうココ見ないほうがいいよ』と伝えた。
 そして、やっと足立さんの名前を発見したけど、よくある何たるかで、名前の漢字が違って掲載しているんです。
 名前の漢字が正しいとして、サイトの振動波がどうなのかというのは言えませんが、間違いなく危険ですね。

 普段あまり接点のない精神世界とかスピリチアルを省みて、ますます自然の仕組みを学ぶことと精神世界などとの違いを感じました。同じような言葉を使うから、同音異句というふうに違いがわからない人も多いだろうなあ。

 この対談をみなさんに読んで頂くことにも、『そうだ、註釈解説として僕が後に書いたらいいんだ』と閃きました。この部分を読んでくれるだけでも良い様にと。
 文中にある【UFOプレアデス星団からの接近】(92年6月刊行・現在絶版)を取り寄せました。当時が懐かしい。この写真集をもう一度手にするきっかけになりました。
 自然の仕組みを学ぶということは、生まれて生きて死んでいくこと…その中で忍耐に繋がることが多いと思います。
 時間やお金のエネルギーを調和の方向に使うことは出来ます。エネルギーを調和のとれたことから得るのは難しいですが、得たエネルギーを調和の方向に使うことは出来ますよ。でも知ってもやらないのが、エゴ社会の人間です。

 建設中だった逗子の建物のことも触れられていて、僕は完成後約二年間会社として、住んでいたので懐かしさもあり、読んでいました。愛さんは『もう一つ寝室が欲しい』などの希望をしていた…記憶があるような…。地球の歴史的な体験をさせてもらった20代でした。
 便宜上?子ども部屋と言われていたのだろうか。帰宅する場所はココだった。今は見学など出来ないので、自分のいるトコロ、自分の出来るコトに全力を尽して下さい。

 でも『そういう建造物を見たい』と思ってしまう人もいるか…(波動の法則の口絵に写真あり)、アレしたい、コレしたい…など、それは興味の場合が多い。そういうことではなく、本質が…時空のニーズに適うことのお手伝いになれるのではないかと、最善を尽すことにしました。

 3月6日に… 元々、これはメール添付などはNGだなと解っていたのですが、若林明彦さんが『直観でSOD・PQPを摂る』以外に、『病気とはなにか』の打ち合わせをするんだ〜と言うのです。主催者側はともかく、参加する人で精神世界的な人もいるだろうから、マイナーなエネルギーに巻き込まれないようにと、この対談をまず読んでもらおうと、メールしたのです。
 ところが、メールが届きません。本当に大切なことはメールとかはダメなんですね。…ということを実体験しました。
 だからこの対談記事もデータではなく、紙のプリントでというのが大切かと思いました。対面→手紙→電話。…ちゃんと人間同士として交流できるのが大事ですね。早く・大きく・たくさん、簡単・便利という、都合のいいことってダメなんですねえ。

 一週間で50回以上、読んでレイアウト・註釈を書くことによって、誤解を少なく、お読みになったみなさんの決心実行に繋がるようにプログラミングして行いました。
 損得の自我と欲ではなく、みなさんの顕在意識にとってはイヤだなぁと思うこと(笑)としても、供に本質を追究し続けて頂けるのを願っています。ありがとうございました。

2019年3月7日 只野富士男

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