ホーム日々のこと(日記)ウルトラマン先生 1980年4月2日
日々のこと(日記)
ウルトラマン先生 1980年4月2日
2019年05月13日
 異変のある野原に課外授業として一年E組の生徒を引き連れていた猛は、私服姿の一人の男性と出会った。彼は地球防衛組織YGMの大山キャップだった。もちろんその素性はお互い知らない。

『ボクは、醜い心や悪い心、汚れた気持ち、憎しみ、疑い…そういったものが寄り集まって怪獣が出て来るんだと思います。
 そして今の世の中には見にくい心や悪い心が満ち満ちています。
 怪獣は出ます。
 地球の人はどうしてこんなにのんびりしているんですか?』


『君は随分熱心なんだね』

『はあ』

『〝地球の人″って言ったけど、まるで宇宙人みたいだね』

『(自分がウルトラマンであることを知られるといけないので、はっとして)ボクは中学の教師をしています。見て下さい、この子ども達を。
 このまま育てば怪獣になってしまう子どももいるんです。
 ボクは怪獣の生まれて来る根本を叩き潰したいんです。
 ボクは怪獣と戦うのと同じような気持ちで先生になったんです。
 新米の先生だから、まだなっていませんが、生徒たちから必要とされる先生になるつもりなんです』

『そう、頑張ってください』

『はい』
https://imagination.m-78.jp/video/dm9kL2FlMTIyM2RfbTAwMDAwMDBmeQ%3D%3D

1980年4月2日放送
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%9E%E3%83%B380

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