2024年03月04日
「皆婚→難婚→結婚不要」社会に至る深刻なワケ 結婚しない若者の増加は中高年世代に責任も
https://toyokeizai.net/articles/-/737下位婚も話しにならないんですよね。
100年前の日本人が「全員結婚」できた理由
https://toyokeizai.net/articles/-/202863
だいたい100年前から1980年代が皆婚時代で1938年には人口1000人あたりの離婚率0.63という、世界で最も離婚しない国民となっていたことがあった。
ではそれ以外の時代(日本では)はどうだったんだろう?
あくまでも只野のイメージも含んでますので(笑)、縄文時代には法律婚なんてなかった。集落でみんなで子どもを育てていた。近親での妊娠・出産はリスクがあるとわかっていたから、他の集落や遠くからの男と結ばれていた。家族というか集落が家族のように協力が必要だったと思う。
平安貴族などは別にして、庶民はどうだったのかな?家族で家で暮らしていたと思うけども、実質は乱婚に近かったのではないだろうか(なので両親が違う子どもも一緒に育つ)。
戦国から江戸時代あたりの地方では、豪農の家には若い男も女も住んでいて、そこに夜這いに来るなんてのは普通だったようだ。
時代劇では江戸の町中の大きな商人や武家が舞台になるけども。世継ぎを残すために妾さんが何人もいたりと描かれている。地方と江戸は違うだろうけど、独身の男も多かったはず。
実際江戸の町では男のほうが6-7割(職人として地方農家の、そういう中での自由恋愛なんだろうなと思う。長男以外が集まってくる社会構造)。
地方は家にお風呂もあったろうけど、江戸の銭湯も男も女も一緒だった。それが普通だった、欧米列強から『風紀的に駄目だろう』ということで、幕府の命令で銭湯に仕切り棒が付けられた。でも壁ではないから丸見え(笑)。
このくらい緩かったということ。
そして、江戸の町中(地方はわからない)では、離縁(離婚のこと)は6回くらいまでという法律があった。結婚していて浮気をするとかなり重罰(死刑かそれに準ずる)になったけども、離縁していたら自由恋愛ということだった。
そして、夫婦でも生活費は別々。時代劇に出て来る武士や商人の奥さんは専業主婦のようだと思うけも、庶民は違うから。
日本で専業主婦というライフスタイルが主だったのは、昭和30-50年代。サザエさんの磯野家(フグ田家も)の様子はフィクションだから。あんなライフスタイルは少数派の現代ですよね。マンガの場合は母親は主婦にしておいたほうがストーリーを回しやすいですからね。ちびまる子ちゃんもドラえもんもクレヨンしんちゃんもね。
…そんな恋愛観・結婚観。ではどうして皆婚という流れがあったのか?
戸籍を明確にして、明治政府が税金の取りっぱぐれをなくそうとしたわけです。去年からのインボイス制度みたいなものか。国民を公務員か会社員という形に縛り付けていたほうが管理しやすいでしょう?
現在だって『国民には税金を納めよう』と言って、政治家たちは裏金ばかり(笑)。
明治までは地方では夜這いはご当地ルールでOKだった(もちろん合意の上だろうかと)。それを野放しにせずに、売春にも税金を発生させたいという思惑。
それと、富国強兵をしたかったんだと思う。
そんなゆるゆるな自由恋愛社会だったのだと思うけど、でもさ人間が生きていくだけで精一杯だと思うよね。コンプアイランスなんてなかったろうな。力を振るう傲慢な人もたくさんいただろうし。
今後、縄文の社会のように『子どもたちはみんなで育てる』という国というか社会になるのがいいんじゃないかな。エゴの社会、マネーを重要視する社会が続く限り難しいのではないかと思う。
結婚しなくても子どもは育てられる、フランスのようになっていくのがいいんじゃないかな。
多分、ちょっと考えたらわかる人は多いと思う。お金ばかり追求しているこの数百年。地球文化は分岐点だろうな。
若い人たちが希望を見いだせないよね。
仮に『今の社会最高じゃん』という人間ばかりが増殖しているとマイナスな文化にもっとなるよね。そうすると消滅以外なくなるだろうな。
自我と欲の振動波が少ない人ばかりになっていくと思う。もちろん現在の状況はその反対。変わっていくのにはものすごい大変というか、“大峠”があるんだろうね。
よひとやむみな
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