日々のこと(日記)
タロウ
2018年07月12日
 朝3時から、気温は24度。室温は27度。これが涼しく観じたるってのはオカシイ。熱帯夜の一歩手前だよねえ。
 昨日は課題の?絵を描きました。でも・・・なんか文章なんかを書くのかなって思ってましたが、意外にも絵を描こうと思ったのは自分でもびっくり。
 ウルトラマンを見るのは続いていて、昨日からウルトラマンタロウ。21話を見てるってことは、一日にどのくらい見てるのか…起きて家にいる時間は大体タロウが流れているということです。
 日暮雅信って人が音楽担当で、軽快な世界観を作っています。昭和のウルトラマンのなかで違って感じるのは、冬樹透じゃないところかも知れない。(ウルトラQ,ウルトラマンは別)
 なので、セブンの時は冬樹透が初の音楽参加だったので、一部のクラッシック流用曲以外はセブンオリジナル(もしくは以前の冬樹音楽)が使われているけど、続く『帰ってきたウルトラマン』『ウルトラマンエース』、タロウの後の『ウルトラマンレオ』には、冬樹透の音楽が使われるから、度々、これはウルトラセブンのあの曲だよね、など思う。それは世界観がまとまるのにいいんだけど、安易にやってしまうと…ここぞという時に使って欲しい。
 例えば、セブン暗殺計画の時に、十字架にかけられて絶望的なシーンに流れた曲は、ウルトラマンエースでゴルゴダ星でやはり十字架にかけられたウルトラ4兄弟の場面にはいいよね。とかさ。

 そういうのが日暮雅信がBGM担当だからタロウにはない。

 でも立場上、一番他のウルトラマンやウルトラの父や母の客演が多いね。怪獣を倒さない話しもとても多い。それでも強いウルトラマンとして長いこと認知されていたよね、タロウは。
 防衛チームのZATの雰囲気もいい。霞が関に基地があって、そこから戦闘機が発進するし、何か食べながら作戦会議、怪獣に飛び乗る(主人公の光太郎以外の隊員も)ことなんかもたくさん。真面目な…ウルトラ警備隊やMATとはまったく違う雰囲気で、登場話数は少ないけど、朝比奈隊長は名古屋章だったし、副隊長は東野英心。他の隊員も和気あいあいいている。隊長の『昨日カレーを食べた者はいるか?』で出動する隊員を決めたり、怪獣捜査中に魚釣りを始める北島隊員やお調子者ポジションの南原隊員、西野、上野隊員は役者のスケジュールでいなくなっちゃうけれど、女性隊員の森山隊員は、ウルトラシリーズで初の制服が男女別でかわいかった。
 北島隊員のセリフの調子は、後のウルトラマンゼアスの防衛チームのマイドの副隊長に木梨憲武が演じているんですが、そのノリタケの演技は、もしかしたら北島隊員を手本にしているのかも知れない。

 隊員じゃないけど、光太郎の下宿している白鳥家の長女のさおりさんは、初代が朝加真由美だったです(~16話まで)。後半は別の女優さんがさおりをやってたんですが、白鳥さおりと言えば、朝加真由美のイメージです。
 そういう意味で、役者が途中で入れ替わりn多かったシリーズですし、当時のマニア(なので大学生から大人世代)には、『タロウはふざけている、ウルトラではありえない』という評価があったみたいですが、子どもたちからの支持は大きかったですね。

 ウェキペティアのタロウのところを見て、各話しのゲスト出演者を確認しながら…無名の役者もいるけど、知らないだけで、当時のいろんな人が出演しているんだなあと思う。
 
 もし、冬樹透の重厚な音楽だと、このはちゃめちゃで楽しいタロウの雰囲気には合わないかもしれない。
 篠田三郎も、その後のインタビューで記憶にあるようだけど、デッパラスというアザラシ怪獣は、銭湯の地下に潜んでいて、光太郎たちがお風呂に入っている時に出て来る。こんな面白おかしい話しばかりだけど、そういう中に感動するエピソードも点在させているから、それが目立ってしまうのかも知れない。

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