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日々のこと(日記)
異口同音
2018年12月16日
 言葉(口頭・文字)でのコミュニケーションって限界がありますね。2000年頃に作った文章を、その一部だけを読むと誤解を生じるなあと思って、注釈を書き加えましたが、なんと言っても掲載できる文字量が少ない。多くすることはできるけど、そんな長い文章を読んでもらうのは骨が折れるなので、できるだけ少ない文章で伝えるというのが、どこまで出来るのか…最善を尽すしかないですよね。

 【いった】、口頭で音声で表現すると、『行った』も『言った』も同じです。GOの過去形と、スピークの過去形です。ここに、第三者の名前が加えられて『山田さんがいった』と口頭で言った場合、どっちの【いった】なんだろう?助詞的に場所や時間、何をなどの単語が含まれていると、なんとなくわかるのですが、連絡事項的に伝えないとならないこと、受け取らないとならないことの場合は、混乱が生じます。
 こうした単語が色々あります。これに方言や専門用語はもちろん、日本語としても漢語や外来語を加えると凄い事になってしまいます。
 この日本語的な問題とは別として、同じ言葉(口頭も文字も)でも、使う人の時空元によってまったく違う意味というか違うものを指して表現していることもあります。
 この周囲では宇宙語も含まれますからねえ(笑)。
 顕在意識・潜在意識という言葉も心理学の養護…ほら、ようごって入力したらこう変換されちゃったしね、【用語】ですよ。顕在意識(ディカグ)と言ったら、脳の神経細胞の大脳の大部分を示したり、潜在意識(フィック)と言ったら、自分では普段意識していない部分の深層意識のことではなくて、すい臓や脳の一部のことでしょ。
 そんなふうに、よく【現実】なんて言葉を使ってしまっているけど、『これが現実だから』とかそういうのではなくて、 【どれだけ現実的に調和のとれた方向に変換したか】の指針のようなのを現実と思うんですが、よく現実という言葉を耳にすると【エゴの方向の現実(事実)】にあたりような意味で現実という言葉を耳にします。
 そう言う場合は、【エゴの自分を満足させちゃっている現実】のことを指しているんだよねえ?と、会話している間に確認しないとならない。

 ボクも、冗談とわかるような言い方で、違うことを言う時もありますよ。先日も『〇〇君、ちょっとこれをやってくれたら、残りの君の人生を自我と欲の方向に増幅していってもいいからさあ』なんて、もちろんそんな難しい依頼をしたわけではないんですよ。
 ちょっとした冗談で、『後はエゴの方向でいいよ』って、そんなわけないですよね(笑)。
 会話している方が考えれば、いや考えなくても冗談ってわかると思っていたのです。
 そして、『只野さんに許可されることではないと思います』と、むっとして返答していました。こちらもついつい、遊んじゃうというか…『あ、ボクが許可しなくても、自我と欲を増幅はしちゃうよねえ』と。この辺りは、普段から気楽な交流が出来ていたら、そんななんちゃっての会話になるんですけどね。
 相手の方も、心当たりがあるからカチンと来てしまったのかも。それによってどう転んでいってもプラスになるだろうなと。その後、他の方に依頼したら二言返事で済んだわけですが、日常というか損得の中で仕事や生活をしているとなかなか大変だなと思いました。
 ま、そんなふうに同じ言葉を使っても、人によって違う内容で受け取ってしまう。
 言葉をメインにしたコミュニケーションってなかなか大変ですね。

これはテレビでのシン・ゴジラを息子と見ながら、『異口同音』を書いています。
こうした日記も、他愛のない内容ですが、誰かの何か糧になったらいいなと思ってシェアしています。今夜は氷点下にはならないみたいです。ゴジラの放射能熱線で暖められているのかな(笑)。

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