日々のこと(日記):293
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2016年12月07日
 11時過ぎまで、フジテレビのFNS歌謡祭を見てしまった。録画はしているんだけど、ハードディスクに余裕がないから、少しずつ削除しながら見ないとならないので、仕方ないね。谷村新司はたったの二分。二分のために4時間以上費やしてしまった。他のことをしながらだけどね。

 ジョニーの子守唄をなんとかっていう10代の女の子たちのコーラスで歌った。ああいう中にいると、チンペイさんはおじいさんだね。そもそも、40歳は、可能性として孫が出来るかも知れない年齢だから、念のために失礼のないように、40過ぎたら、おじいさん・おばあさんと呼ぶのがいいんじゃないかって思うんだけど、それは個人的な年齢区分だね。

 最後にさ、『乾杯』が流れたけど、本人がああでいいってんだから、いいのかも知れないけど、せっかくのいい歌なのに、もったいないなあって思ってしまった。乾杯も地球劇場で歌ってくれないかな。でさ、もうそのままCD化へなんていいよね。ああ、もちろんカバーでですよ。コラボはキツイでしょ。
 でも、あれはあれで極めているかなあ。カッコいいのかな?わかんないなあ。

 今日は、朝から…荷物が届いたり、発送…あちらこちらのことを微調整して、集荷時間に間に合わせて…だから、意外と大変。そして10日くらい前に不具合で交換したiPhone(5Sです)が、これがまた調子悪くて、再交換。届いて、某氏のサポートでデータ移行をして、やっと夜になって使えるようになった。そんな中で、ちょっとした問題発生。再来週会いたいねって言っている株式会社CのAさんに急きょ電話をすることになった。これもメッセージかな。やはりコミュニケーションする必要が、もう切羽詰まって必然になった。そういう確認でもあったのかな。

 届いた荷物は『波動の法則 実践体験報告』25冊です。8月にドーンと入荷しておよそ4カ月。昨日発注したのですが、その時点で在庫は一冊になってしまってました。この本は欠品させるわけにはいかないからね。
 そして今朝方、最後の一冊が旅立つことになりました。
 その数時間の間はゼロということになります。ギリギリ繋いだね(笑)。こういうのって燃えますね。
 ビームライフルを捨てたガンダムに、ホワイトベースからスペアのビームライフルが射出されて、そのまま戦闘継続のシーンみたいなのをイメージして、ナイスなプレーだね。
 信号がうまい具合に青に変わって、次の交差点も、その次も…って止まらないような、そんな感覚か。


 来週も、なんとかココが正念場だな。今の状況をなんとかしないとなあ。とても大変なんだろうけど、なんか楽しくなっている自分もいたりします。

 ピンチってわけっじゃないけど、ワンピースで言うと七武会と直接対決くらいか。

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2016年12月06日
ちょっとさ、お知らせが出るのが遅すぎるよね。
思わず、声が出てしまった。

「谷村新司ココロの学校」
放送局:BS-TBS
放送日時:2016年12月8日(木)23:00~23:54

11/20、奈良県五條市で行われた公演 「ココロの学校」の模様を収録。ぜひご覧下さい♪

http://www.bs-tbs.co.jp/genre/detail/?mid=kokoronogakkou

【出演】谷村新司
【ゲスト】谷村詩織
【ゲスト】五條児童合唱団
【ナレーター】隆麻衣子

曲リスト
心の駅/三都物語/風の暦/やくそくの樹の下で/チャンピオン/誕生(谷村詩織)/おさんぽぽいぽい(五條児童合唱団)/いい日旅立ち/忘れないで/遠くで汽笛を聞きながら/昴/サライ

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2016年11月19日
 ちょっとね、尊敬しちゃうよね。尊敬しているようには見えないだろうけど、そうだね。自分でも尊敬しているとは思えない(笑)。多分、言ってることは的を得ている。経験から学んでいること、ずっと先を歩いている。鈴木雅之が、鈴木聖美がいると、『ただの弟になっちゃっています』というように、大人しくなる。そんな感じなんだろうか。有り難いな。

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2016年11月18日
 一か月くらい前かな、日記にも書いたけど、谷村新司が『昴』の著作権の印税を放棄しているということを言ってて、今の世の中権利ばかり主張している社会なんだけど、『本人がいいって言ってるのならいいんじゃないの』と。
 この場合の『いいよ』というのは、世界中の人たちが『昴』を歌ったり、歌手の人がコンサートやCDなどで使ったりしていいってこと。ある国では昴の歌詞もちょっと違うように意訳されている、それもいいんじゃないのと、懐が深い発言だね。

 それと同じように、僕らの仕事も基本的なルールがあって、そのルールに則ってやっているのですが、僕個人にはそれは変更することができない(他の色んな人たちの絡みもあるのでね)のですが、僕自身が、その権利の一部、権利と表現するのかどうかも微妙ですが、それを、『相手がいい感じに対応していいんじゃないの』と思うことがあります。その一部というのは、あまり詳しくは書けない(ほら、他の人の絡みもあるからね)けど、僕の損得(尊徳?)の部分で、仮に僕が損をすることでも、『このくらいだったら、僕は大丈夫だよ』と思えること。それで相手がいい感じになるのだったら、いいんじゃないのと思えることもあります。
 でも、大きな枠組みのなかで、僕がそうしてしまうと、それが困る(自分もそうしないとならないのかなって、そうしない自分に罪悪感を持ってしまうのだろうか)人たちもいる。谷村新司の場合だったら、昴の権利の放棄(他の楽曲の権利はあるでしょう、きっと)ということとしたら、他の音楽家も『(谷村がそうしてるから)自分の著作権利も放棄しないとカッコ悪い、カッコ悪く思われるんじゃないだろうか』、なんて思っている人がいるかどうか知らないけど、そんな例えなわけです。

 どうしても、今の世の中はお金(マネー)で循環しているから、お金がないとなかなか生活が出来ない。それでもやっている人たちはいるけど、ほとんどはそうならないよね。
 谷村新司の、昴の権利を放棄しているという生き方は、その部分はムニーなんじゃないかなあって思った。
 ムニーについては、よくわからないけど、手探りで、…いやいや、マネーのエネルギーも必要なんだけど(笑)、一部でもムニーの方向へ、そもそもムニーのことが解んないから、ムニーと思っていても、違ったりして、それも含めて、ムニーだと思う方向に少しずつ転換していくことって大切なんじゃないかなって思いました。理解してから取り掛かろうではなくて、思い立ったら吉日です。久々にこのフレーズが頭に浮かんだなあ(笑)

 多分、この日記は読んでない人だろうけど、昨日、10数年ぶりに連絡くれた方が『経済的に立ち行かない。手元にあるものをお金に置き換えたい』という連絡を頂きました。しかるべき方にその事を相談して、出来ることをしようと思いました。出来ることってそんなないんですよ。まずはコミュニケーションかなあと思いました。
 
 なぜか…いつも思う事なんだけど、何かの技術を得たいとか、そういうふうに考える人って多いなってこと。でもその場合は『その技術(なりなんなり)』と、そのことを打ち出していく技術が必要で、それを同時並行していかないと出来ないよね。すでにある調和のとれたものを打ち出していくことが出来ないのに、その両方を同時に習得できる人ってあまりいないんじゃないかなあ。僕の場合は『打ち出すこと』に焦点を絞って、もし余力がったら何かプラスアルファでできたらいいなっと思っています。
 さっきの連絡頂いた方も、その両方を恐らく同時にやろうとして、立ち行かなくなってしまったんじゃないかなあ。

 ガンダムで言うと、自分でもっと性能のいいモビルスーツを開発して、操縦技術も磨いて…ということ。僕だったら開発はしなくても、すでにある装備を使って、どうそれを活かしたら有効に動けるか、ということをするかなあ。仮に、性能のよいモビルスーツを開発したとしても、それを操縦してくれるパイロットがいなけりゃ、宝の持ち腐れになってしまう。今、足りてないのはパイロットなんだよ…って話しが脱線しました。

 ともかく、その見極め。臨機応変に対処できるセンスがあるといいのかなあ。

 先週の地球劇場は、ゲストなしの谷村新司単独の、そんなの初めてじゃないかという企画で、『J(ジャパニーズ)スタンダード』10曲でした。
 冒頭から『昴』、『案山子(さだまさし)』『いい日旅立ち(山口百恵)』、アリスナンバーから『今はもうだれも』『冬の稲妻』『遠くで汽笛を聞きながら』、『少年時代(井上陽水)』『レイニーブルー(徳永秀明)』、『群青』、『最後のI Love You』。
 少年時代は、井上陽水のねちっこい歌い方ではなくて、こっちのほうがいいなあと思う感じで、レイニーブルーは過去に徳永秀明本人とのコラボはあったけど、単独ボーカルもいいなあって思った。群青は8分を超える歌なので、テレビではフルコーラスはほぼなかったそうですが、地球劇場ならではです。最後のI Love You は、91年のアルバム曲でシングルにはまったくなってないのだけど、人気ありますね。作曲三木たかし・作詞秋元康・歌唱谷村新司という珍しい歌ですが、ライブでは30分を超えるラブソングパートでもよく聴く歌です。一緒に暮らしていた二人が、彼女が結婚することになって(どうなんだろう、やはりお金持ちの相手なんだろうか、わかりませんが)、その最後の二人で部屋を引き払うときのドラマ、二つのコーヒーカップが並ばない距離、I Love You 抱きしめたら君のことを引きとめてしまう もうこれ以上 僕のせいで不幸せにできない♪ 三木たかしってポップスから演歌の世界で結構有名な作曲家です。この切ないメロディに、今だとAKBのってつく秋元康の歌詞(川の流れのようにも秋元康なんだよね)、91年のアルバム『君を忘れない』は、それまでのロンドン、パリ、ウィーンのヨーロッパ三部作の後で、まさかの…10曲中9曲が本人以外の作家の作品で構成されたアルバムで、これはこれで驚いたんだけどね。
 自分で詞と曲が同時に降りて来る、詞だけ、曲だけも作れて、歌える。でも他の人の作品もできる。この人は天才だなと思った。『君を忘れない』では、タイトル曲の『君を忘れない』がシングルで、作詞は谷村新司・作曲は鈴木キサブロー。この人も幾多のヒット曲を作っている人だよね。
 爽やかで、切ない。心地よい余韻のある歌だなあって思う。アルバム唯一の作詞作曲の『昭和』は、91年なので、平成2年くらいかな、これは工藤夕貴が歌ってるね。彼女はアルバム中に三曲ほど谷村楽曲を使っている。当時のプロデューサーから『夕貴には大人すぎるんじゃないの』と言われたそうなんだけど。大人の魅力がかわる女の子(当時・笑)だったんですね。

 そう、あーだこーだと描いているけど、読み取って欲しいところは、ムニーのことだからね。

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2016年11月14日
 そう、しずかちゃんが好きなアレです。先週からなんだかヤキイモが食べたくなって、スーパーで二回も、それも別々のスーパーで買ってしまいました。しかし…コレじゃない、食べたいヤキイモはコレじゃないんです。
 最近流行りなのか、ねっとりと甘いヤキイモが売られていました。というか食べるでわかりませんでした。
 食べたかったのは、ホクホクと甘みがあっても適度な甘みの、ホワッとした感じのヤキイモが食べたいのです。

 二回とも期待外れで(ヤキイモに罪はない)、今回は焼きあがったのではなくて、サツマイモを買いに行こうとココロに決めて行きました。
 野菜などを箱売りしている橋本屋というお店があるのですが、サツマイモも箱単位で売っています。午後三時を過ぎて行ったからか、『もうココにあるだけだよ』と言われ、サツマイモの箱が五つありました。ベニアヅマとベニハルカ。どうもホクホクの食感のはベニアヅマだということが判明した。そのベニアヅマは二箱しかなかった。その一つを買っていくことにしました。
 もし…あのねっとりしたサツマイモだったらどうしよう(そんなには食べたくない)と思いながらも、25本くらい入っている箱を買ってきた。1480円だ。

 家に戻って、本当はパン焼き器だというのだけど、我が家ではジャガイモや里芋、サツマイモなどを焼いている重たい鍋の中に5センチくらいに切って並べて焼き始めた。なぜ切るのか?単純に中に入らないからなんだ。

 しばらくして焼きあがると、(タイミングを誤ると炭になってしまう)いい感じにホクホクだ。見た目は細切れなので一本のドーンとしたヤキイモじゃないんだけど、そうそう食べたかったのはこういうヤツです。
 トウモロコシも昔の粒々の皮が硬いのが食べたいなあ。最近の美味しく改良されたのじゃない、昔のがいいんだよね。でも見かけない。サツマイモももしかしたら、べニアヅマの時点で改良品種だろうかな。でもこれはこれでいいんだ。

 12日の地球劇場は、ゲストなしの谷村新司スペシャル。もしかして過去映像の再編集がメインなのかと危惧していたのだけど、そんなことはなかった。全10曲、

案山子(さだまさし)
いい日旅立ち
今はもうだれも(アリス)
冬の稲妻(アリス)
遠くで汽笛を聞きながら(アリス)
少年時代(井上陽水)
レイニーブルー(徳永秀明)
群青
最後のI Love You

全体通しては三回観たし、少年時代は7回くらい観ている。井上陽水よりいいかもしれない。
レイニーブルーは、過去に徳永秀明と一緒に歌った(これはCD化もしてる)のがあるけど、ソロで歌うのもいいね。そしてテレビではフルコーラス(8分くらい)は珍しい、群青。
91年のアルバム『君を忘れてない』に収録の最後のYou。これは切なくていい曲だね。
こうして、他の人の楽曲を歌ってくれると際立っていいなあ。

地球劇場でのコラボ楽曲を10曲収めたCD、ドリームソングズ1 2014-2015
http://www.tanimura.com/discography/article-7875
1-9までは番組で収録したもので、番組収録がCDクオリティってことですよね。サライは加山雄三とのデュエットで91年、2010年、そして地球劇場と三回レコーディングしているね。それと別にソロが二回あるし。ここだけの話し、サライは谷村ソロのほうが本当はいいかなって思う(笑)、加山さんが悪いわけじゃないんだけどね。シンジのが上手すぎるからね。

1.谷村新司 × 加山雄三「サライ」
2.谷村新司 × 森山良子「いい日旅立ち」
3.谷村新司 × 吉田拓郎「襟裳岬」
4.谷村新司 × 加藤登紀子「この空を飛べたら」
5.谷村新司 × さだまさし「案山子」
6.谷村新司 × 一青窈「アカシアの雨がやむとき」
7.谷村新司 × 小椋佳「シクラメンのかほり」
8.谷村新司 × 徳永英明「レイニー ブルー」
9.谷村新司 × イルカ「川崎のキツネさん」
10.[ Special Track ] 谷村新司 × Kalafina「アルシラの星」


~1てことは、当然2や3の企画もあるってことだよね。
コラボじゃなくて、谷村新司単独の他の人の歌を歌う、カヴァーがあるといいなあ。コラボもいいんだけどね

 先週のビックリしたことの、本当にそのことでビックリしたみたいだから、大成功という結果が楽しかった。びっくりさせた甲斐があったね。

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2016年10月07日
 9月21日放送の『カフェダンディズム』で、リアルタイムの視聴は出来ないので、録音した人がネットにあげているのを聴いてのことです。

 番組後半に、ドラえもんと昴の共通点があると、谷村新司が言う。アシスタントの倫子さんが『未来の事?』と応えるが、違ったみたいです。

 このことは、初めて聞いたし、きっと谷村さん本人もあまり言ってなかったことだと思うんですが、両者は権利をフリーにしているそうなのです。


 『昴』は1980年に昴をリリースして、もう36年前ですね。僕が小学5年生の時です。その頃から著作権をフリーにいて、誰がどこで歌ってもよくしているそうなのです。

 最近も松本零士と槙原の歌詞が似ているとか、どうとか。盲目の作曲家の人にゴーストライターがいたとか、著作権や権利に関する話しが良く出てきますが、作った本人がよしとしていたら、そんなに問題がないそうなんです。僕も、15年くらい前に作った文章の一部がある会社のHPに出ていて、まったく縁もゆかりもないトコロだったので、連絡をしました。『使ってくれてもいいから、一言下さいね』って内容です。
 杓子定規に捉えるのではなくて、何のために?相手にとってマイナスにならないように、相手にも自分にも、読んだ(聴いたとか、知ったとか)人にもいいのだったら、いいんじゃないかなあって思うのですが、そうはいかない現代社会なので、それはケースバイケースで対応するのがいいのかな、って思います。コピーなどを推奨しているわけではありません。
 昭和40年代に、マーチャンダイジングなど緩い時代は、ウルトラマンの絵柄を使ったお菓子などが勝手に菓子メーカーで販売されて、円谷プロにはそのお菓子をケースで届いて、スタッフたちは『嬉しいね』という感じに思って、みんなで食べたりしていたとか。
 要は、本人たちや他のみんながOKならばいいっていうのが、自然なのかなと思います。


 で、『昴』の場合はアジア各国で、独自にアレンジされて、それぞれの言語で歌詞も変わっている…谷村さんはそれでいいと。
 
 だから、たくさんの人に受け入れられているのかなって思う。20代前半の時に友達とサイパンに行った時に、僕らが日本から来たからということで、バンドの人達が『昴』を演奏してくれた。歌詞が何語だったかなんて覚えてもないですけどね。そのころは、こうした『昴』がアジアで広がっていることなんて、知るよしもなかった。彼らはきっと自分たちが好きで、元々日本の歌なんだから、多くの日本人も『昴』が好きなんだろうと思って、演奏してくれたに違いない。92年頃だから、昴が世に出て12年ですね。

 著作権ってあまり詳しくないけど、確か本人が死んでから何十年だかは印税のようなものが入るんですよね。だからモーツアルトやベートーベンの曲を今使ったり、演奏しても彼ら(その子孫もか)には印税は入らない。そう考えると、たかだか数十年から百数十年の権利なわけです。それに固執するか、フリーにして(歌詞も勝手にアレンジされたり)多くの人に歌なら歌を楽しんでもらう、ということを谷村新司は選んだということです。

 他の局面で、クラシックも元々はポピュラー音楽だった。だから今の歌の一部はいつかクラシックになると言っていました。世界中に伝播されている作者不明の歌や物語。もう誰が作ったのか、どこが発祥なのかさえもわからないくらい枝別れしていて、それぞれの地域で似たような何たるかがある。
 谷村新司の『昴』も、いずれそうなっていくのだろうかと思います。私達日本人は『あの頭皮の目立つ歌手の歌だよね』と認識していますが、もしかしたら、アジアの国々では、谷村新司も有名だけど、彼の楽曲ということを知らない、現地の歌手のオリジナルと思っていたり、そういう人もいるんじゃないのかな。

 タイで新聞関係の人から訊いたという話しを教えてくれた。タイで日本の企業が進出して、現地の人と仕事をする。そして事業がうまくいかなくなって、プロジェクトが解散ということもある。でも、タイの人の多くは、日系企業の日本人を恨んだり、怒りをぶつけたりあまりしない。
 新聞記者なんだろうか、何人ものタイの人にリサーチしたそうだ。
 タイで歌われている『昴』は、『人はみな星に導かれて生きている』という意味の歌詞になっているそうだ。そしてタイの人達は、それを日本人の死生観なんだと思っているから、昴の影響がこういうことに現れている。
 だからその場の出来事(仕事が暗礁に乗り上げたり)だけで判断しない。その後もいい関係を続けているそうだ。

 それを聞いた谷村さんは感動したそうだ。

 ラジオのアシスタントの女性が、『下世話な話しですが世の中の人は、マスター(谷村のこと)は昴の印税でとても儲かっていると思ってると思いますが…』と。

 そこの部分はフリー状態でそれをアジアの国々にプレゼントしていると思ってる。だから、トースターくらい買ってもいいかな(笑)。

 ラジオの前半では、最近気に入っているトースターと、どこのお店が言わなかったけど、美味しいパンの話しが出ていた。何を生きることの基準にするか、大切ですね。

 『もうマスターがドラえもんみたいになっていますね』



 今日はピアノだけで歌っている昴を聴いて頂きたいと思います。
 と番組は締めくくられました。

ピアノだけで歌っている昴…
どういうことか?
オリジナルは、1980年。
1991年の『ベストリクエスト』の再レコーディング
1997年の21世紀ベスト~72-81~RED』の再レコーディング
2009年の『マカリイ』のピアノとストリング演奏の昴
2012年の『ピアノマイノート』のピアノ演奏の昴。と五種類あります。

 ライブCDでも4回あるし、ライブDVDに至っては…と昴のレコーディングだけで相当あります。アリス時代からのコンサートは4000回、その中で多分3000回くらいは昴を歌っているでしょう。

 そうだ、ラジオの中ではアメリカの日系企業のプロモーションにドラえもんを自由に使っていいと、そういうことも言っていました。

 ドラえもんと昴の共通点。
 ドラえもんも、もしかすると桃太郎とかかぐや姫のような昔話になるかも知れないですね。その時はのび太君は伝説になる(笑)。のび太君はいいやつだと思うけど、名まえも知られず、誰もが知っている伝説になるのは恥ずかしいなあ。


 日本だと、昴をカバーしている人があんまりいないんですよね。デーモン小暮、名まえ忘れたけど千の風になっての人、一番有名なのは美空ひばり。デーモン小暮はメイクは閣下だけど歌は滅茶苦茶うまいよね。美空ひばりは、谷村新司が当時通っていたマッサージの先生のトコロで、美空ひばりも来ていて、先生から『谷村、ひばりが昴を歌いたいっていうんだけど…』と話しが持ち掛けられたそうです。断る理由は谷村さんにはないですよね。この時も、もう印税は関係ないんだろうけど。

 歌でも何かの作品でも、権利に縛られているよりも、きっと作った人にとっても、多くの人が見たり聞いたり、本質の意味で楽しんでくれたら嬉しいね。と思うんじゃないでしょうか。
 でも、権利なども今の社会では必要で、そのお金のエネルギーで生活したり、循環している。マネーですね。ムニーじゃなくてマネー。昴以外の楽曲は普通に印税とか入るのだと思いますが、一番大きな存在の昴を手放したことによって、もしかしたら谷村新司はマネーではなくて、ムニーのエネルギー循環をしているのかも知れません。
 若いころは、NHKのオーディションに落ちたり、なのでアリスが売れた頃にNHKからの出演依頼を断っていたような、尖がっていた面もあったけど、それと同じ時期に(年取っ手からではなく)昴をフリーにしていた。

 この十年くらいは、『谷村さん、いつもご機嫌ですよね』『怒ったりして、うまくいくことはなににもないからね』という発言。もうこれは大病をして、復帰して、年を重ねたから出る言葉かも知れないけど、僕も怒ったり、うまくいかないとイライラしてしまうけど、それは何も生まないな、ってことをそろそろ自覚してみようかなって思います。


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2016年10月05日
 外連味。言葉の使い方が正しいのか?なんともなんですが、谷村新司の歌、というか歌い方はいい意味で『ケレンミがある』気がするんです。

 部分的に少し大げさに表現して歌うような、ガンダムのなかでシャアアズナブルが『ええい! 』『連邦のモビルスーツの実力とやらを見せてもらおうか』など、セリフに力が入っているというかケレンミを感じるんです。『モビルスーツの実力』でいいじゃないですか、それを敢えて、『モビルスーツの実力とやら』って、上から目線というか、谷村新司が上から目線ということじゃないけど、トコロドコロを大げさに歌っている。

 いろんな歌手がいるなかで、おそらく声がいい。歌が上手いという人はいるけど、声が良くて、歌が上手いという人はあまりいません。桑田佳祐が歌が上手いというけど、声は決してよくはない。味のある声ですが(笑)。

 なので、あの歌い方を他の歌手がすると、きっとくど過ぎるような気がする。

 例えば、いい日旅立ちの
『あーあ 日本のどこかで♪』は
『あぅあ~、に・ほんのどこくぁでぇ~♪』となる。

『あなた』という歌詞があったら、
『あんなんた』となっている。しかし、すべての歌詞をそういうふうに歌うのではなく、トコロドコロ入れて来る。

 きっとコレが、アリスの活動停止後の80年代後半以降、(当時の)30代オーバー女性をメロメロにしてしまった原因なのだろうか。
 時々、テレビや他の機会に本人の歌ではない歌を歌うけど、オリジナル楽曲よりカッコよくなってしまう。先日はチャゲ&飛鳥のチャゲと(ほら、飛鳥はテレビ出れないからね)『今日はチャゲ&アリスで~』なんて言ってましたが、チャゲアスの万里の河を二人で歌ったけど、カッコよかったなあ。谷村さんいわく、万里の河は日本のスタンダードナンバーだとか。
 その放送ではもう一人平原綾香がゲストで、今チャゲをゲストとして普段通りの過去を網羅する内容にすると、どうしても飛鳥の存在を無視できなくなるからね。

 今度の土曜日はゲストが布施明。初共演。布施明も歌うまいよね。何かのインタビューで読んだけど、布施明のレコード(CD)で一番売れたのは仮面ライダー響鬼の『少年よ』だったそうだよ。あの歌はいいよね。でもきっと番組では歌わないんだろうな。2005年の紅白では披露されたんだけどね。

 なんで…ケレンミがなんて思い出したのか。それはこの一週間ジャズのCDを車の中で聴いていて、ジャズってなんだかケレンミがある演奏だなあなんて思ったからです。

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2016年06月24日
鎌倉よ何故 夢のような虹を遠ざける 誰の心も悲しみで闇に溶けてゆく
砂にまみれた夏の日は言葉もいらない 日影茶屋ではお互いに声をひそめてた

いつ頃だろう、高校生の頃のサザンオールスターズだね。原由子のボーカル。

一通の手紙が、鎌倉物語のフレーズを思い起こさせる。

でもさ、日影茶屋と鎌倉(海岸付近)は、それなりに距離があるだろう…同じ歌詞のなかに入れちちゃう?日影茶屋は葉山でしょ、鎌倉逗子葉山だから、同じ地域って言えばそうか。134号線は渋滞しているから、体感として遠く感じるのかな。

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2016年06月12日
 みんなで歌うのは楽しいね。ある種合宿のような(笑)感じもありましたけど。

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2016年06月03日
 これはあるミュージシャン(ともったいぶってもね、谷村新司なんだけど)がコンサートで言ったセリフ。
 初めてコンサートに来場された人にとっては、40年前の歌でも(生で)初めて聴く歌なんですよね。

 時々『何か新しい商品、おすすめのものはありますか?』と訊かれます。世間一般では、実店舗でもネットショップでも、変わり映えして、目を惹くような…という演出が多くされています。
 私のところのハーモニーライフは、あんまりそういう演出が少ないですね(多少の並び替えをするくらいとか)。それは普遍的な、基本的に販売している製品のすべて(厳密には90%)がおススメであり、必要とされている製品なんです。
 ニーズで出来るだけ対応しない、本当にあったらいいもの、使ったらいいもの、食べたらいいものを揃えています。
 
 なので、そんなに変わり映えしようがない。私はアレもコレも買ってねと思わない人間だから。そうなると、むしろ製品の種類は少なくなるのは至極普通のことなんじゃないかなと思うんです。家族から以前は『時々トップページとか変えたほうがいいんじゃない』と言われたこともあるんですが、そういうのね、意味ないよねと思うんです。

 谷村新司の『初めての方にとってはすべてが新曲です』は、それに通じる話しだなと思いました。

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2016年05月07日
 今日放送されたBS日テレの『地球劇場』を見ました。ゲストの尾崎亜美さんの歌いいですね。松田聖子の『天使のウィンク』https://www.uta-net.com/movie/115162/、杏里の『オリビアを聴きながら』https://www.uta-net.com/movie/74337/、『マイピュアレディ』https://www.uta-net.com/movie/4232/谷村さんとのセッションの『あなたの空を翔びたい』https://www.uta-net.com/movie/115163//、『明日に架ける橋』。
 『わたしがいる』https://www.uta-net.com/movie/208535/、しばらく封印していたという『スープ』https://www.uta-net.com/movie/125681/。しかし、返歌として谷村新司が歌った『FARAWAY』https://www.uta-net.com/movie/3897/の圧巻さですべてがひっくり返ってしまう。
FARAWAYは、多分二日に一度は聴いているだろうし、ライブでも何度も聞いています。しかし、歌番組で一曲をしっかりとというのはそういえば初めて聴いた。楽曲はオリジナルじゃないし、色んな人が歌っているけど、やはりこの人が歌うFARAWAYが
一番カッコいいね。売れてはないけど、多くの人が知っている歌だね。売れてなかった(1988年)というのも不思議だね。
 売れる・売れないはあまり関係ないんだろうな。

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2016年04月20日
 今回の熊本(大分も)の地震に関することでもそうですが、誰かが何かを言うと、ものすごい勢いで、アンチというか叩きが始まったりします。炎上というアレですね。
 誰もがびくびくしているというか、気軽に発言しにくくなっているような気がします。

 ことに、それが仕事に関わっている場合は、タレントさんだったら人気が落ちてしまうとか、会社だったら売り上げに影響出てしまうとか…カップヌードルのCMもクレームがついたら(矢口真里の演出で)、すぐに取りやめてしまう…そのおかげで売れ行きがすごいらしいけど(笑)。
 
 タレントも、政治家も、仕事をしている人たちも戦々恐々なのか、歪な社会な気がします。

 そんな中で、というか数週間前ですが、ラジオで谷村新司さんが、こんなことを言っていました。言い回しは違いますが、おおよそそういう内容ということで、『悪いことがニュースになるということは、普段は平和で安全な社会ということ』と言われてました。
 酷い事故や事件が(地震などの災害もだけど)ニュースになるというのは、私たちの大部分の日常は、気楽な毎日なんだろうか。

 大変な状況の人、地域は間違いなくあります。でも100%近い人がそうだったら、ニュースで『今日はこんな素晴らしいことがありました』『今日は日本全国でどこも一度も地震がありませんでした』など、報道されるのかなと思います。もし戦争している地域だったら、『休戦になりました』『戦争は終わりました』ということがニュースになる。

 昨日は数か月ぶりの友達と話して、彼は今、ボランティアで相談をしていて、氷山の一角でしょうけど、それは大変な状況の人がいるというのを言われました。ご本人がボランティアで相談に乗れるというのは、それは恵まれた立場なんだということ、そのなかでもできることを精いっぱいやるしかないよねということですね。

 生きていたら、(生存していると生きているは少し違うが)色んなことが起こります。それでも、その中から学んでいくしかないんだろうな。学ぶ機会をもらえているんだろうと思います。

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2012年09月22日
 朝6時前に家を出て、神戸に向かいます。家の前で放射線量を測るのを忘れてしまったので、駅のホームで見ました。朝6時、ちょっと雨が降っているのもあって、0.27-0.42マイクロ。
  それにしても眠い。意外に宇都宮に予定していたより早くついた…というか間違えていた。息子の昴が蕎麦を食べたいというので、立ち食い蕎麦へ。…なんと、ざるそばがない!そんなかけそばなんて熱いものを食べられるわけがない。仕方なしに新幹線ホームへ向かう。すると、1分くらいで東京行がやってくる。予想外に早く東京へ…8時前に東海道新幹線に乗ることができた。

 JR東海の新幹線は駅が近づくと、聴きなれたメロディが流れます。『ああ、日本のどこかへ♪』というあのメロディです。息子はその音に反応します。別に、今日だからかかっているわけじゃないよ、東海道新幹線はいつも停車駅が近づくといい日旅立ちがかかるんだよ。
  息子にとっては、今日は特別だから新幹線でいい日旅立ちが鳴っているのだと思うのも仕方ない。時々乗る東北新幹線ではかからないのだから。

 神戸市内で放射線量を確認しようと、新神戸、三宮、住吉という三つの地点で測定。おおよそ0.08-.025マイクロ。矢板の平均的な数値が0.18-0.36くらいなので、平均的(というか感覚のものですが)に0.1マイクロくらいの違いがありました。これは都内近郊と変わらない数値です。ということは、関東(北部を除く)から関西圏はそんなに大差はないということです。

 会場のそばで、中に入れるのを待つ間、息子は植え込みの花やアリを撮っていました。それは写真館http://www.harmony-shop.info/photolibrary-subaru.htm に掲載しています。
 開場から開幕まで、一時間以上。小学生は飽きてしまいますよね。ほとほと疲れました。
 コンサートが始まると、アリスのデビュー曲『走っておいで恋人よ』がトップに始まりました。ついで83年の『夢の世代』、この歌は中学三年生の時に武道館で聞いた懐かしい歌です。

 多彩なゲストが登場します。押尾コータローって知ってますか?ギターの演奏が本当にすごい人です。あと、一青窈。ばんばひろふみ。加山雄三。ばんばひろふみ以外は、新しいアルバムに参加しているんですね。
 三時過ぎに始まって、終了したのは7時。様子はWOWWOWで中継されていたみたいです。ラスト近くに『チャンピオン』、最後は加山雄三登場で過去に二人で作った『勇気のチカラ』そして、みんなで『サライ』。
 最後は最近のシングルで『伴奏』。これは40年間一緒に走ってきたねという感謝の歌。これで締めくくられました。

 帰り(ホテルへ)の途中で三宮でご飯を食べる事にしました。レストランの入っているショッピングセンターのエレベーターで、息子のリュックに着けていた名札を見て『あ、昴くんていうんだ』というオバサン三人組がいました。その人たちの手にはコンサートのパンフレットがありました。やはり反応するものなんですね。二人ともクタクタで眠りました。

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