ホーム日々のこと(日記)西の空に、明けの明星が輝く頃、一つの光りが飛んで行く
日々のこと(日記)
西の空に、明けの明星が輝く頃、一つの光りが飛んで行く
2019年11月04日
 夜中にウルトラセブンを見たくなった。夜中に見ると、87年夏の深夜放送・『ウルトラ倶楽部』(ウルトラQとウルトラセブンを毎日夜中に泉麻人の解説付きで2時か3時に放送していた)を思い出す。
 19歳だった。ウルトラマン80から6年過ぎている。新しいシリーズは創られそうもない。そんな中で大人向けの再放送だった。当時働いていた会社の20代の先輩たちはほぼみんな見ていた。さすがに30代の管理職の人は見ていなかった。
 次の日になると、『昨日のセブンの話しはああだった、こうだった』『キングジョ―は強すぎるよな』などを自分からしても大人の人たちが話している。

 その頃ですよね。ボクが生まれた頃に本放送のセブンを見ていた小学生たちが『セブンはいないにしても地球防衛軍やウルトラ警備隊はいる』『夏休みに●〇県のおじいちゃんの家にいた時にウルトラホーク1号が飛んでいた』などの子ども達の幻想があったという。
 さすがに、ウルトラホークは飛んでないだろう、多分何かのジェット機を希望的観測で見たつもりになっていたのだろう。大人たちがコアなSF作品のセブンを毎夜観てしまうのも仕方ない。

 さて、昨日見たのは、最終回の『史上最大の侵略・前編と後編』https://imagination.m-78.jp/video/dm9kL2FlMTIwNzdfbTAwMDAwMDAzYw%3D%3D
 度重なる戦いからのダメージで、ダンの体調がオカシイ『脈拍380血圧400熱が90度もある』
 このセリフで、生まれて初めて血圧なんて知った。
 M78星雲人なので、地球人と身体の作りが違うんだけどね。こう表現することがわかりやすかったんだろうか。
 ライフル射撃をしても当らない。バスケットボールもコントロールできない。鉄棒にも掴まれない。
 実務の中でも、ウルトラホーク2号での宇宙パトロール中も目まいが。地球に降下する敵UFOも撃墜できない。通信当番をしてていも気を失ってしまう。

 自身の見た幻か、セブン上司(の姿)で、『君の身体は人間とは違う。元に戻るためにはM78星雲に帰還しなければならない。一つだけ忠告しよう、変身して闘ってはいけない。これ以上エネルギーを消耗するとM78星雲に帰ることもできなくなる』
 
 こんな中でも隊員たちのピンチにセブンになってしまう。エメリウム光線は途中までしか届かない。アイスラッガーのコントロールも出来ない。パンドン(怪獣)にやられっぷりがセブンらしい。万全ではない、ハンディマッチなんだけどね。
 
 後編ではなんとか退けた後、その場でダンに戻り倒れてしまう。
 『手術の必要があるかもしれない。レントゲンと心電図の用意を(医師)』
 すきを付いて、地球防衛軍の基地から抜け出す。
 『レントゲンを撮られたら人間でないことがわかってしまう』

 最後に、ダンの行方を発見したアンヌ。
 ニューヨーク、パリ、ロンドン。世界の主要都市が攻撃される。地球人に降伏を迫られるゴース星人の地底基地を特定したウルトラ警備隊はマグマライザーに爆弾を積んで自動操縦で攻撃の準備にはいる。アマギ隊員が人質となっている。

 『アンヌ、ボクはね人間じゃないんんだよ。M78星雲から来たウルトラセブンなんだ』
 『人間でも宇宙人でもダンにはダンに変わりないじゃない。例えウルトラセブンでも』
 『明けの明星が輝くころ、一つの光りが飛んで行く。それがボクなんだよ』
 『待って、ダン行かないで』
 『アマギ隊員がピンチなんだよ!ジュワッ!』と、セブンになる。
 ここら辺から、シューベルトのピアノ協奏曲が多々かいの最中も流れる。ちゃんとクラシックを耳にしたのは音楽の授業以外で初めてだったかもしれない。

 セブンと復活したパンドンの戦いを見ていた警備隊の面々に、アンヌが『あれは私たちのダンなのよ』と。
 以来、ウルトラセブンと誰も呼ばず『ダン』と呼ぶ。
 キリヤマ隊長の『地球は我々人間の手で守らなければならない』という鼓舞する様がカッコイイ。
 今まで何十回も見た話しなんだけど、何度見てもセブンらしい。
 
 セブンはカッコいいなあ

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