2023年06月24日
閉ざされた言語・日本語の世界(鈴木孝夫・著)
日本語を話す人=日本人という単一言語国家であり、歴史史上侵略された経験がない日本人は、いかなる言語を育んできたのか
数種類の一人称代名詞を持ち、相手依存で自己規定する私たちの不思議
言語社会学者の第一人者が、言語と文化への深い洞察をもとに日本語観、外国観、そして日本人の自己像を考える。時代を経ても色褪せない必読の論考。
第一章 日本人は日本語をどう考えているか
1 日本語を捨てる日本人
2 明治時代以後の日本人の国語観
3 日本人は、はたして明晰な文章を求めているのか
第二章 文学と言語の関係
1 日本語の表記体系は果たして不合理か
2 日本語の表記としての漢字
3 文字は言語ではないという西洋人の文字観
4 文字も言語そのものである
綴字発音 語源俗解 同音衝突
5 漢字語は音声と文字の交点に成立する
6 『音』とは何か、『訓』とは何か
7 外来語と漢字語の構造的な相違について
第三章 世界の中の日本語の位置
1 日本語は大言語である
2 単一言語国家と多言語国家
※単語問題をめぐる民族の対立抗争について
第四章 日本文化と日本人の言語観
1 異民族、異文化との特殊な接触形態
2 日本文化の等質性について
3 間接的な文化受容の功罪
4 両刃の剣としての原書
5 日本語は外国人に分かるはずないという偏見
6 相手依存の自己規定
7 日本人の言語観ーーことば不信と『論より証拠』
第五章 日本の外国語教育について
1 目標を見失っている英語教育
2 英語はもはや『英語』ではない
3 イングリック実践の具体的方法について
4 外国語をなぜ学ぶのか
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1975年に刊行され、2017年に増補新版となったロングセラー、なかなか読み進められない。253ページなんだけども、内容は面白いんだけどもいかんせ字が小さい(WKBさんは自我が大きい・笑)。
ちょっと目次を書いてみました。日本語って世界でも珍しい、日本に住んでいる日本人ならば、誰でも通じるって思っているじゃないですか。これって世界では特殊なことみたいなんですよね。なかには存在している時空元が違い過ぎて日本語の通じない日本人(母語話者)もいるんだけどもね。
世界で第六位の日本語。あ、第一言語としてあるコトバとしてです。中国語、英語がツートップの人数。
カシオペアのβ星の言語が語源なんだよね。他の言語と違って元の振動波が70%くらい今もあるって。他は、人間の自我と欲を表現しやすいようにどんどん変化(なので退化ってこと)してしまっている。
諸外国にルーツを持つ人とかじゃないのに、コトバ(日本語)が通じないって人は…そういうことなんだろうか。
https://harmonylife.ocnk.net/diary-detail/2743 この日から読み始めているけども、なかなか進まない。当然、amazonは出来るだけ使わないように、街中の本屋さんで注文して買ったよ。
方言はあってしかりだし、いいじゃん。特筆すべきはだいたいどの地方でも標準語としても日本語は理解できちゃうよね。前述のように、母語話者でも時空限が違いすぎると難しいけど。それはまた別の問題ですね。
約束の“パレット”♪
https://www.uta-net.com/movie/97887/
この、パレットというのはお店の名前なんだろうね。ヨーロッパの街角のコーヒーハウスなんだろうな。行ったことはないのに、自分も若い頃のこのパロットによく足を運んでいた気分になるような歌だね。
18-26度、曇り。夜からちょっと雨なのかなあ。日曜日からは最高気温が30度近くになる。だんだん暑くなるね。
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