2018年10月30日
ニュースで、悪魔のおにぎりツナ抜くって…20年間コンビニおにぎりの首位だったツナおにぎり。てっきり、悪魔的な所業で、ツナマヨおにぎりのツナを抜いた愉快犯の話しだとばかり思った。
ツナマヨおにぎりよりも売れているって話しだったんですね。
また、発想の転換で、塩むすびのことを『ツナ抜きツナおにぎり』とネーミングしたのか、と。
揚げ玉、麺つゆ、青のりを混ぜたおにぎり、美味しいんだろうなあ。ジャンキーな感じでね。
揚げ玉で言うと、ボクはうどんやそばに揚げ玉が入っているのは、食べられなくはないけど、できたら入れないで欲しい。『入っている』と思っていたら、その心準備ができるけど、どんぶりで出てきた時に揚げ玉が入っているとわかったら、ちょっと残念かな。カツオや昆布のダシ汁を楽しもうと思っている時に、その汁のなかに揚げ玉が入っているというのは風味が変わってしまう。ネギはね、味が変わるという点は一緒だけど、ネギや一味や七味は入っていてもいいや。
揚げ玉はね、『揚げ玉入れますか?』と、確認してくれるといいよね。
たぬきうどんやそばを食べようという時、もちろん天ぷらうどんとかもね、それはいいんだけど、要は揚げ油が麺つゆに入っているかどうかの問題だね。
きつねとたぬき。油揚げと天かす、豆腐の、大豆を加工して揚げたものと、小麦粉の揚げたもの。日本料理(日本料理ってほどじゃないか)のネーミングの粋だね。もしイルカとクジラ。とか像とライオンって言ったら、すごい話しだよね。
ローソンも、おにぎりならばツナマヨという大前提を切り込めるような、斬新というか盲点の戦略をしたなあ。
日本全国で、コンビニって40年くらい前からあるけど、どこに行っても照明が明るくて、販促的な音楽が流れて、おにぎりやお弁当、サンドイッチ、雑誌、こまごまとしたものまであるけど。四半世紀前にアメリカに仕事で出張で行った時に、あっちにも当然本家のセブンなんかがあるんだよね。
日本でも見かけるカラーリングで、安心してお店に入るじゃないですか。
でも、全然違うんだ。音楽なんてかかってないし、当然おにぎりなんて売ってない。サンドイッチとかパン系のものはあったけど。で、日本だと雑誌のバリエーションが豊富でしょ、向うは種類が少なさすぎる。なんかね、華やかさがない。当然、『週刊少年ジャンプ』なんてない。
それで、出張なので多少お金を持って行くでしょ。こちらの感覚でいう一万円札、100ドル紙幣で買い物しようとしたら、レジのなかにおつりがそんなにない。だから9000いくらとかのおつりがない。ちょうどお店に居合わせた現地のお客さんが両替できるよ、と言ってくれて、数ドルの買い物をすることができたんだけど、日本だったら、気軽に一万円札なんかでコンビニに行くよね。
強盗なんかが多いから、コンビニレジにお金を入れてないのかも知れない。
ま、日本にいないとおにぎりに、ツナマヨとか、悪魔のおにぎり…なんて発想にならないかもね。
今は、アメリカや世界はどうなっているのかわからないけど、ほらキャッシュレス化が進んでいるって言うでしょ。日本が進まないのは、コンビニでも一万円札を気軽に使えるような安全性があるからだよね。当時、他の国では郵便局や銀行員も危険だと言われていた。
だから、日本がキャッシュレス化の動きが他の国よりも鈍いっていうのは、とてもいいことなんだと思います。
2005年に栃木に暮らすようになって、近隣の人達はキャッシュカードを普段持たないと言う。都内にずっと住んでいたから、どこでも銀行のATMがあって、必要に応じて現金を出していた。でも田舎はATMがあまりない(あるけどそれなりに距離がある)、だから持ち歩かないようだった。
今は、クレジットカードを持ち歩いている人もいるだろうけど。
すべてをお金(マネー)で賄おうという社会は、文化としては後退しているんだろうね。
きつねやたぬきは、葉っぱをお金に換える(錯覚)させるなんて言うね。
必要あるときはカードもいいけど、普段の日常の生活にクレジットカードを使うのは変だなって思う。ここのところを麻痺させられると悪魔の…ってことになるね。
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