2016年11月05日
このようなメールをいただきました。紹介させていただくことを承認していただきましたので、日記に掲載します。
『只野さま
今日、仕事で大阪の〇〇〇〇のまつりに行ってました。
公園で開催されるイベントなのですが、ブースを全農〇〇〇〇が、出して特産品の販売をしました。
特産品のお菓子とお茶の試食と試飲をしたら、それだけ目当ての方々が、殺到してクタクタになりました。
全く最初から買うつもりは無いんですよ。
こちらは、興味を示してくれた方に味見をしていただくつもりで試食をしているのに、「頂戴、頂戴」と、取るとサッと居なくなる方々ばかり。
此処に居たくない。帰りたい。と思いました。
後ろで試食の準備をしていると、「早くして」と何十人も待っているんです。商品には全く関心示さない。ただ試食が欲しいだけの人びとでした。
もう辛かったです。欲って怖い。
本当に多用な振動波の中で生活しているなと実感しました。(笑)
フィークックよろしくお願いします。近日中に入金します。』
ここまで引用です。
お仕事とはいえ、欲のエネルギーの坩堝、大変ですよね。
あるものは、タダではない。考えたら当然のことなんですが、わからなくなっている人が多いんです。
デパ地下などで、『試食どうぞ』とやっていますが、自分が食べたくないものを出されても、『それ買うつもりないんだよなあ』って困ってしまいますよね。
販売員の彼ら彼女らも仕事だからしているし、その『もらっちゃって悪いなあ』というトコロに付け込むのが目的なのかも、そして欲しくもないものを買わせる方向に仕向ける(笑)。
これはするほうも、されるほうも、どちらも疲れますよね。時々、とても気持ちのいい対応をしている販売の方もいるんだけどね。
試食なども、『こういう製品がありますよ』というお知らせなだけで、試食を含めてどうするかを決めるのは自分なわけなのに、タダならば貰ってしまおうと、方向が間違ってますよね。
ネット通販を始めた頃、僕はやりたくなかったのですが、サイト構築をしてくれた人が、『某有名なショッピングサイトに登録しましょう』と、ショッピングモールで始めました。酷かったですよ。
酷さ1 ショッピングモールの担当者が『プレゼント企画をしましょう』と持ち掛けて、何か本のプレゼントをしました。担当者いわく、『そういう企画で、メルアドを集める』そうなのです。
仕方なくやりました。ところが、何百通も申し込みがあり、最初は驚いたのですが、同一人物が多数申し込んでいるのがわかります。
なので、そういう人は、色んなプレゼント企画に、なんでもいいからもしかして何かもらえるかも、というだけなんです。二度とやりませんよね。ホントに製品や考え方に同調していただける、そんな方たちとつながるのは大切だと思いますが、なんだったのかなあ?という事でした。メルアドを集めるのが目的じゃないんですよ!ほら、時々口にする『手段と目的が混同している、入れ替わってしまっている』なんです。
酷さ2 こちらはこういう製品を販売したいんだ、とすべての資料を提出していたのに、開始から数週間過ぎて、『波動とかそういう表記は辞めてください』と。
登録費用全額返してもらいましたよ。
そういう大きな組織(どことは言わず・笑)は、自分は何も努力しなくて…努力は『お店を出させることであって、お店が成り立つようにするのえはない』、お店の売り上げの一部をリスクなく得られるというビジネスモデル。これはダメだなあ。なのでどこかの小さな路面店などがショッピングモールで通販を始めても、会社は売れても売れなくても、初期登録費用や売れた場合のマージンが貰えます。
だから、一年やそこいらで撤退するお店がほとんどなんです。100店舗出店させて、数年後に生き残るのはわずか。それでも、毎年新しいお店が登録してくれたら、ショッピングモールは儲かるので、…というそういう会社なんだろうな。あ、コンビニと似ているかなあ。
そういう会社の配送倉庫で働いている人たちは過酷だと聞くし、そういう企業を利用するというのは、助長させることだし、巡り巡って、自分自身の首を絞めることなんだと思いました。
そういう、大きい組織が無料とか、格安という謳いですることは、そこに携わっている人たちを疲弊させることで成り立っています。
大阪のお祭りに来ていた人たちも、そのブースで自分の家族が働いていたら、って考えたら、そういう行動は、『タダならクレクレ攻撃』しなかったかも知れませんね。
そうしたショッピングモールに関わってしまったことは、事実だし、体験する必要があったのだろうと思います。で、体験したら、そういう会社なりもあるということを学んだら、もうそれでOK。必要以上に関わることはない。ということかなって思いました。
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